予想より安かった?初代Apple Iの落札額

    Apple I オークション

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    世界に8台しかないとされる初代Apple Iの1台が、先日ドイツ・ケルンでオークションにかけられました。稀少なモデルとあってその落札額に注目が集まっていましたが、当初予想されていた額を大幅に下回ったようです。

    予想を大幅に下回る金額で落札

    1976年に発売されたApple I 約200台のうち、現在も正常に動作するものは世界に8台しかないといわれています。その稀少さから年々価値が上昇し、2013年には668,000ドル(約7,450万円)、2014年には905,000ドル(約1億円)で取り引きされたことがわかっています。
     
    そして現地時間5月20日、そのApple Iの1台が、ドイツでオークションにかけられました。米カリフォルニア州バークレー在住のコンピュータエンジニアが所有していたもので、正常に動作するだけでなく、各種付属品も良好な状態で保存されていたため、巷では18万ポンド(約2,600万円)から30万ポンド(約4,340万円)で取引されるだろうと予測されていました。
     
    しかし実際の落札額は11万ポンド(約1,600万円)と、予想を大幅に下回ったことが明らかになりました。

    「正常なレベルに戻っただけ」

    オークションを主催したBreaker’sオークションハウスは今回の落札金額について「われわれの目から見れば、正常なレベルに戻っただけ。スティーブ・ジョブズの死後5年で、『興奮状態』が落ち着いた」と述べています。
     
    Apple Iを手に入れたのは、古いコンピュータを収集しているドイツ人のエンジニアとのことです。
     
     
    Source:news24 via 9to5Mac
    (lunatic)

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