Apple、アニメで環境保護の取り組みを紹介!

Apple アースデイ

Apple アースデイ
 
Appleは、アースデイにあわせて、同社の環境保護の取り組みをアニメで紹介する動画を4本、公開しました。

Appleが人工の汗を作る理由

「Why does Apple make its own sweat?(なぜAppleは自社で汗を作るのか?)」には、皮膚への安全性を専門に研究している部門の責任者、ロブ・グッツォ氏が登場します。
 
Apple アースデイ 人工の汗
 
Apple WatchやAirPodsといった、肌に直接身に着ける製品が汗に触れた際に、有害物質を発生しないかを検証する実験を行っています。
 
Apple アースデイ 人工の汗
 
実験では、実際の使用状況を再現したいのですが、従業員から汗を集めて回っているわけではありません。
 
Apple アースデイ 人工の汗
 
Apple社内の専門家が研究室で製造した人工の汗を使います。
 
Apple アースデイ 人工の汗
 
Appleの研究室で製造される人工の汗は、1年間に約30ガロン(約114リットル)にも及びます。
 

呼吸する建物、Apple Park

「Can a building breathe?(建物は呼吸できるか?)」は、不動産開発担当の副社長、ダン・ホワイズンハント氏が、建設の進むAppleの新本社、Apple Parkについて説明します。
 
Apple アースデイ 呼吸する建物
 
一般の建物では、冷房の温度設定を華氏68度から72度(摂氏20度から22度)の間に設定するだけで、エネルギーを消費します。
 
Apple アースデイ 呼吸する建物
 
Apple Parkでは、コンクリート製の天井内部に水を通し、外気を取り込むことで建物内を冷やす構造となっており、非常に少ないエネルギー消費で、効率よく冷房効果が得られます。
 
Apple アースデイ 呼吸する建物
 
つまり、Apple Parkは「呼吸する建物」なのです。
 

Appleの太陽光発電は動物にも優しい

「Do solar farms feed yaks?(太陽光発電施設はヤクに餌をあげられるか?)」には、環境・政策・社会構想担当副社長のリサ・ジャクソン氏が登場し、Appleが取り組みを進める太陽光発電について説明しています。
 
Apple アースデイ ヤクと太陽光発電
 
キーワードは、ひと粒で二度美味しい「デュアル・ランド・ユース」です。
 
Apple アースデイ ヤクと太陽光発電
 
Appleは、太陽光発電施設を設置する際に、ヤクを飼育する牧場主を追い出さずに共生する方法をとっています。
 
Apple アースデイ ヤクと太陽光発電
 
ソーラーパネルを高い位置に設置すれば、太陽光は2つの働きをしてくれます。ソーラーパネルで電気を生むだけでなく、大地に届いて草を成長させます
 
Apple アースデイ ヤクと太陽光発電
 
太陽光発電によって、中国にあるAppleの全オフィス、データセンター、店舗で使う電気をまかなうことができています。
 

iPhone製造工程でのゴミをゼロに!

「Can we produce zero waste?(ゴミゼロで生産できるか?)」は、iPhone製造業務の責任者、ジョン・レイノルズ氏が、iPhone製造工程でのゴミをなくす取り組みについて紹介しています。
 
Apple アースデイ iPhone製造 ゴミゼロ
 
1日あたり数十万台のiPhoneを製造する工場には、パーツと一緒にその梱包が毎日大量に届き、かつてはゴミになっていました。
 
Apple アースデイ iPhone製造 ゴミゼロ
 
Appleは、iPhoneを製造する全工場でパーツの梱包をリサイクルすることで、埋め立て地行きとなるゴミを全廃することに成功しています。
 

今年もApple Storeの葉が緑に

Appleは今年も、アースデイにあわせてApple StoreのAppleロゴの葉を緑にしています。また、環境責任に関するレポートを公開し、iPhoneなどの製品材料のリサイクル率向上のための取り組みなどを紹介しています。

 
 
Source:YouTube
(hato)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

特集

目次