Samsungの「Galaxy S8」、0.01秒未満でアンロック可能な顔認証システム搭載か

 
Samsungの次期フラッグシップモデルであるGalaxy S8（仮称）では、ホームボタンがディスプレイ内に埋め込まれるため、従来は物理ホームボタンと一体化していた指紋認証が、背面に移動すると考えられています。こうした事情を受けて、さらに新たな認証方法がいくつか搭載されるとみられています。

虹彩認証には限界がある？

1つ目が、指紋のように人によって異なる網膜をセンサーで読み取ることで認証を行う虹彩認証です。
 
Samsungがユーザーに対し、虹彩認証と指紋認証のどちらを使ってほしいと考えているのか、それとも多段階認証を要求するのかは定かではありませんが、現状では虹彩認証はスキャンの速度や精度に限界があると言われています。
 
そこで、さらにSamsungは指紋認証と虹彩認証に加え、顔認証もGalaxy S8に追加するだろうというのが、韓国メディアKorean Economic Dailyの見立てです。

0.01秒未満でアンロックに至る

3つも認証があっては、一体どれだけ認証に時間がかかるんだ、とも思ってしまいそうですが、Samsungの関係者によると「0.01秒未満でアンロックに至る」というのだから驚きです。つまり、テーブルから持ち上げるだけで顔認証システムが働き、一瞬でロック解除されるという状況も十分に想定可能です。
 
もっとも、Appleが今年リリース予定のiPhone8（仮称）についても、指紋認証と虹彩認証、顔認証の組み合わせになるのではないか、という予測がKGI証券のミンチー・クオ氏から出ています。
 
Galaxy S8の正式発表は3月29日、発売日は4月28日になると言われています。顔認証のほか、曲面ディスプレイや埋め込みホームボタンなど、iPhone8に搭載が噂される機能がいち早く実装されているとみられているだけに、iPhoneユーザーでも期待が高まりますね。
 
 
Source：SamMobile
(kihachi)