Samsung、米国への工場建設を真剣に検討

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    ドナルド・トランプ政権による、海外で生産された製品にはさらなる輸入関税を課すとの「脅し」を受け、Samsungが米国に同社初の白物家電工場建設を検討しているようです。

    第一候補はサウスカロライナ州

    Korea Heraldによれば、Samsungは工場建設地としてサウスカロライナ州やアラバマ州を含む5州を候補としており、なかでもサウスカロライナ州は最有力候補であると報じられています。
     
    同社に先駆け、ライバルのLG Electronicsも2月に、2億5,000万ドル(約287億3,600万円)を投じて、年間100万台の洗濯機を生産する工場をテネシー州に新設すると発表したばかりです。
     
    一部ではSamsungの米国工場の生産規模はLGの2倍で、洗濯機か冷蔵庫を生産するだろうと噂されています。

    現時点では白物家電のみ

    これまでのところ、LGとSamsungが米国での生産を行なうとしているのは白物家電であり、スマートフォンやタブレットなどの米国生産は検討されていないようです。
     
     
    Source:Korea Herald via Sam Mobile
    Photo:Samsung
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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