Apple Music利用者数「2,000万人を優に超えた」とキュー上級副社長

    Apple Musicカード

    Apple Music
     
    Appleの音楽配信サービスApple Musicの利用者数が「2,000万人を優に超えた」と、同社のエディ・キュー上級副社長がRecode Media Conferenceで明かしました。

    12月で2,000万達成、メンバーはさらに増加中

    キュー上級副社長は正式な数字は明らかにしませんでしたが、メンバー数は現在2,000万人を大きく上回っていると述べました。Appleは昨年12月に、Apple Musicの利用者数が2,000万人に達したと発表しています。昨年9月時点では1,900万人でした。
     
    キュー上級副社長はまた、Apple Musicは成長を続けているものの、まだ相当の成長の余地があり、Appleは現状には満足していないと述べています。現在音楽配信サービスを利用しているのは約1億人と推定されていますが、実際にはもっと多くの人々が音楽を楽しんでいるからです。

    独占配信契約は音楽業界にプラスにならない

    また特定アーティストとの独占契約についてコメントを求められると、キュー上級副社長は、独占配信はあくまでプロモーションのための戦略であり、長期的なものではないと回答。さらに踏み込んで、特定のサービスとの独占配信契約は、長い目でみれば音楽業界にとって決してプラスにならない、と述べました。
     
    Tidalはアーティストと独占配信契約を締結、レコードレーベルや音楽業界関係者からは批判の声も出ていました。プリンスの楽曲もつい先日までTidalのみで配信されており、ようやくほかのサービスでも視聴可能となったばかりです
     
    キュー上級副社長はAppleの戦略は、独占的な配信契約を結ぶことではなく、曲作りから配信までアーティストに協力することだ、と説明しています。
     
     
    Source:9to5Mac
    (lunatic)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次