watchOS 3.2とtvOS 10.2のベータ2がリリース

    watchOS 3.2

    watchOS 3.2
     
    Appleは現地時間2月6日、Apple Watch向けのwatchOS 3.2ベータ2、Apple TV向けのtvOS 10.2ベータ2をそれぞれ開発者向けにリリースしました。

    シアターモードが追加されたwatchOS 3.2

    watchOS 3.2ベータでは、腕を動かしてもApple Watchの画面をオフのままに保てる「シアターモード」が追加されています。同モードに設定しておくと、通知を受け取っても通知音をサイレントにすることができます。また画面をタップする、あるいはデジタルクラウンを押すと、シアターモード中でも画面表示を見ることが可能です。
     
    またwatchOS 3.2ベータでは、アプリ開発者がアプリをSiriで動作するよう統合することができるSiriKitが新たに導入されています。watchOS 3.2ベータ以前では、SiriKitはiOSアプリでしか使うことができませんでした。

    バグ修正が中心のtvOS 10.2

    一方tvOS 10.2ベータ2では目立った新機能の追加はなく、バグ修正と機能向上が中心となっているようです。
     
    米メディア9to5Macによると、昨年12月に追加された新TVアプリや、同アプリにアクセスするだけで、異なる映画およびテレビ番組のアプリにアクセスできる「シングルサインオン」機能の改良や向上も行われている模様です。
     
    watchOS 3.2ベータ2、tvOS 10.2ベータ2に加え、iOS 10.3ベータ2も同じ日に開発者向けにリリースされています。
     
     
    Source:9to5Mac(1),(2)
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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