Mac Proが3年ぶりのモデルチェンジ?macOSコードに関連GPUの記述見つかる

    Mac Pro 2013

    Mac Pro 2013
     
    先日公開されたmacOS10.12.2 ベータで、未発表のAMD製GPUに関する記述が見つかり、一部が次世代Mac Pro向けのものではないかという見方が出ています。Mac Proは2013年12月以来、新モデルが登場していません。

    Mac Proが3年ぶりのモデルチェンジか

    今回見つかった記述は、Polaris 10とPolaris 12、そしてVega 10のコードネームです。
     
    mac polaris 12 10xt2 vega 10
     
    Polaris 10シリーズについては、すでにRetina 5KモデルのiMacにR9 M380/390/395として搭載されていますが、発見されたコードにはPolaris 10XT2なる記述があり、何らかの形で今後iMacのGPUがアップデートされるのではないか、と予測されています。
     
    また、Vega 10については、AMDが2017年にFuryシリーズとして出すと噂されている、ハイエンドGPUの可能性が高いとされています。この非常に高いスペックを誇るGPUをわざわざAppleが採用するとなると、真っ先に思い浮かぶのが高性能デスクトップマシンであるMac Proでしょう。現にMac Proは2013年12月から、丸3年も大幅なモデルチェンジがなされていない状況です。

    謎めいたPolaris 12という記述

    一方で謎めいているのが、Polaris 12です。
     
    Polaris 11については、最近発表されたTouch Bar搭載MacBook Proに、Radeon Pro 450/455/460として搭載されているものの、Polaris 12は存在自体が確認されていません。このことから、近い将来Polarisシリーズは10と11に続いて12が登場し、将来的にAppleはPolaris 11をPolaris 12に、Polaris 10をPolaris 10XT2にアップデートするのでは、という見方が出ています。
     
    いずれにしても、これまで弱点とされていたGPUの強化に、Appleが本腰を入れてきたのは事実です。VR全盛時代に向けて、期待が大きく高まりますね。
     
     
    Source:Apple Insider,VIDEOCARDZ
    (kihachi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次