MacBook Proの表示異常問題、macOS 10.12.1ベータで解決か

    MacRumors フォーラムメンバー MacBook Pro 画面異常

    MacRumors フォーラムメンバー MacBook Pro 画面異常
     
    一部ユーザーから、発売間もないMacBook Proの画面表示に異常が発生するとの訴えが出ている件について、Appleは最新のmacOS Sierra 10.12.2ベータ5で解決されたと見ているようです。

    フェデリギ氏から返信

    Appleは一部のMacBook Proで、Adobeなどのアプリを実行した際に発生するグラフィックの乱れについて、公式なコメントは発表していません。しかし米メディアMacRumorsのフォーラムメンバーがAppleに問い合わせメールを送ったところ、ソフトウェア・エンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏と思われる人物から、問題は現地時間12月5日にリリースされたmacOS Sierra 10.12.2ベータ5で解決されたとする返信がありました。
     
    MacRumorsはこの返信が、本当にフェデリギ氏からのものであるかどうかは不明としつつも、このフォーラムメンバーが2007年から登録している古株であること、近年フェデリギ氏を含むApple役員が、ユーザーからの問い合わせに直接返信する機会が増えていることなどを理由に、メールが本物の可能性は高いと述べています。

    正式版リリースまで待つしかない?

    macOS Sierra 10.12.2ベータ5は開発者とパブリックベータテスター向けのみに公開されているのと、グラフィック問題を経験しているユーザーもそれほど多くないため、ベータ5で問題が本当に解決しているのかどうかを確認するのは困難です。しかし、MacRumorsフォーラムメンバーの1人が、ベータ5をインストールしても、表示問題は解決していないと報告しています。
     
    macOS Sierra 10.12.2の正式版は今月末にリリースされる見通しなので、問題が本当に解決されているかどうかが判明するまで、もうしばらく時間がかかりそうです。
     
     
    Source:MacRumors
    Photo:MacRumors Forum(jscooper22)
    (lunatic)

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