来年発売のGalaxy S8搭載のAIアシスタントは男性と女性が選べる!?

Galaxy S7 edge

Galaxy S7 edge
 
Samsungが来年春発売見込みの次期スマートフォン「Galaxy S8」が搭載するAIアシスタントは、男性と女性の2つの「パーソナリティ」から選択可能であることが明らかになりました。

重要な位置づけとなるGalaxy S8

度重なる発火事故で、Galaxy Note 7のリコール・製造打ち切りを余儀なくされたSamsungにとって、次に発表するスマートフォンの位置づけが特に重要となるのは確実です。
 
最近の調査で、リコール騒動の後もSamsungユーザーの忠誠度が変わっていない事実が判明しているとはいえ、次のGalaxy S8の売れ行きが、Samsungの今後を占ううえで重要な指針となるでしょう。

来年2月の見本市で発表か

来年2月の家電見本市Mobile World Congress(MWC)で発表される可能性が濃厚となっているGalaxy S8については、ベゼルフリーとなり、光学式指紋認証センサーを搭載、最近では6GBのRAMと256GBのストレージ、Qualcommの次期プロセッサSnapdragon 835を採用するとも噂されています。

Vivを基盤としたAIアシスタント機能

そして搭載確実といわれているのが、AppleのSiriのようなAIアシスタント機能です。Samsungは10月、Siriの開発の中心となった人々が立ち上げた新興企業Viv Labsを買収しました。同社が開発した人工知能(AI)プラットフォーム「Viv」を基盤としたAIアシスタント機能が、Galaxy S8に搭載される見通しです。
 
GalaxyClubによれば、しかもこのGalaxy S8のAIアシスタントは、男性(Bixby)と女性(Kestra)の2つのパーソナリティから選べるようです。Samsungはすでに欧州や韓国で、BixbyとKestraの両方の名称で商標登録を行っていることが確認されています。
 
また「Bixby Pay」という商標も登録されていることから、BixbyとKestraの両方で音声による決済ができるよう、考えている模様です。

 
 
Source:GalaxyClub via BGR
Photo:Samsung
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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