なかなかの出来ばえ？タイで売られているAndroid OS 搭載の偽iPhone

 
iPhoneは、数あるスマートフォンの中でも高価格帯路線が採られており、発展途上国の人々にとって、その存在は高嶺の花になっています。
 
これまでも、Android OSを搭載した、偽iPhoneの存在は様々確認されてきましたが、日刊SPA!の記者がタイ現地で購入したそれは、中々の出来ばえとなっており、使用した本人も完全コピーだと評しています。

言われなければパッと見は分からない出来ばえ

今回紹介されている偽iPhoneは、iPhone7の韓国製”スーパーコピー”として販売されていたもので、現地のショップで4,500バーツ（約1.4万円）だったそうです。
 
価格帯的には、全く期待できる代物ではないように感じますが、ホーム画面のApp Store、メモアプリ、時計アプリ、スケジュールアプリなどは完全にiOSのものと同じデザインで再現されており、現地店員が”スーパーコピー”と評するのも分かる出来ばえに仕上がっています。
 
SIMカードを入れると若干の不具合が見られたものの、再起動をすればしっかりと使えるようになり、メールや電話も問題なく使用できたとのことです。
 
ただし、App Storeアプリでアプリを購入しようとすると、Google Playにジャンプする部分や、PCに接続したところでiTunesが起動することはない点など、やはりAndroidがベースになっていることが分かる点も散見されます。
 
偽物を作るという事自体が決して褒められたことではないのですが、発売が待たれているAirPodsに似たワイヤレスイヤホンが付いてこの価格が実現されているなど、コストパフォーマンスとしては優れているのかなと感じてしまう製品に仕上がっています。情報元の日刊SPA!には、今回紹介した画像以外にもたくさんの本体画像が掲載されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
 
 
Source:日刊SPA! Via かみあぷ速報
(クロス)