勤務先からのスマホ支給者は7人に1人、非支給者の過半数が私物スマホを業務利用!

    ビジネスパーソン スマートフォン

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    MMD研究所は11月17日、「スマートフォンの業務利用動向調査」の結果を発表しました。勤務先からスマートフォンを支給されているビジネスパーソンは14.7%、支給されていない人の56.4%は私物スマホを業務利用しています。

    勤務先からのスマホ支給者は14.7%、iOSが7割

    調査は、2016年11月2日から3日にかけてインターネットで実施され、20歳~49歳のスマートフォンを所有するビジネスパーソン1,108人から有効回答を得ています。
     
    勤務先からスマートフォンの支給有無は、「支給されている」人は14.7%と、およそ7人に1人でした。支給されているスマートフォンのOSは、iOSが69.9%と約7割を占めました。
     
    スマートフォンの業務利用動向調査
    スマートフォンの業務利用動向調査

    スマホ非支給組の過半数は私物スマホを業務利用、用途は連絡

    勤務先からスマートフォンを支給されていない人に、私物スマートフォンの業務利用状況を聞いたところ、「よく利用」が24.8%、「時々利用」が31.6%と、合計56.4%の人が私物のスマートフォンを業務に使っています
     
    スマートフォンの業務利用動向調査
     
    私物スマートフォンを業務利用時に利用しているサービスやアプリは、「ほぼ毎日利用」が最多だったのは「LINE」の22.5%、「メール/SMS」の22.3%、「電話」が21.4%と、連絡目的での利用がトップ3を占めています。
     
    スマートフォンの業務利用動向調査

    「機密情報がLINEで流出」「スマホが乗っ取られて顧客情報流出」等のトラブルも

    私物スマートフォンを業務利用している人に、不安や心配なことを聞くと「メールやチャットの誤送信」が32.8%、「誤操作で電話発信」28.5%、「勤務先にプライベート情報漏洩」が28.0%などとなりました。
     
    スマートフォンの業務利用動向調査
     
    私物スマートフォンを業務利用していてのトラブル(自由回答)は、「機密情報をLINEで送ってしまった」「会社の顧客情報が、スマホ乗っ取りにあい、流出してしまった」など、一歩間違えば大問題になりそうなもののほか、「クレーム対応に使ったら、相手から人事異動後にも電話が掛かってきた」「電話やSNSの料金が多額に発生したことがあり、困った。今も困っている」のように、プライベートと仕事の境界が曖昧になることへの戸惑いが挙げられています。

     
     
    Source:MMD研究所
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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