Samsung、Galaxy Note 7などについて新聞の全面広告でお詫び

samsung 広告 galaxy note 7 お詫び

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Samsungは7日、米主要各紙にGalaxy Note 7のお詫びに関する全面広告を掲載しました。同端末はバッテリーの発火事故が相次ぎ、世界的なリコールが行われたものの、問題は解決せず生産終了となっています。

本当に申し訳なく思います

今回お詫び広告が掲載されたのは、The Wall Street Journal、The New York Times、The Washington Postの米主要3紙です。
 
広告では、Samsung・北米部門の最高経営責任者(CEO)であるジョージ・リー氏からの手紙として、「私たちの使命で重要な点は、最高クラスの安全と品質をお届けすることです。最近、私たちはこの約束を満たせませんでした。本当に申し訳なく思います」といった内容が綴られています。

私たちは、あらゆる観点からデバイスのみならず、ハードウェア、ソフトウェア、製造体制、そしてバッテリー構造をもう1度精査します。可能な限り早く実行する予定ですが、正しい答えを見つけるのには時間がかかるかと思います。

 


 
Galaxy Note 7の一連の発火事故については、バッテリーよりも、複合的な要因が絡み合ったことが原因とされ、事態の究明は難航しているとみられています。また、1度目の発火事故と、リコール後の発火事故の原因は違うのではないかとする見方も出ています。なお、Samsungによれば、先週末の時点で出荷端末の85%がすでに回収されたとのことです。

計34種類の製品が問題に

もっとも、今回のお詫び広告で言及されているのは、Galaxy Note 7のみではありません。
 
先日も280万台のSamsung製洗濯機がリコール対象となったほか、問題がないとされていた他端末まで次々と爆発するなど、同社のブランドを冠した製品に次々と問題が発生しています。特に洗濯機については、機能不全が起きたとして700件の報告が寄せられ、9人のユーザーが怪我するなど深刻な状況です。同広告では、計34種類の製品が問題となっているとされています。
 
広告は「もっとも重要なことですが、安全こそが我々の最優先事項です」という言葉で締めくくられています。「皆様の変わらぬサポートに感謝するとともに、心よりお詫び申し上げます」
 
 
Source:THE VERGE
Photo:Twitter
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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