どっちが賢い!?Siri対Google Assistant対決

    SIri対Google Assistant

    SIri対Google Assistant
     
    AppleのSiri、GoogleのGoogle Assistant、AmazonのAlexa、MicrosoftのCortanaと、大手IT企業が音声アシスタント、そしてその背後にある人口知能(AI)技術の開発に力を注いでいます。
     
    なかでもGoogle Assistantは、これまでのGoogle Nowから大きな進化を遂げたといわれています。

    SiriとGoogle Assistantに同じ質問をしてみた

    YouTuberのMarques Brownlee(MKBHD)氏が、Google AssistantSiriに同じ質問を投げかけ、回答を比較した動画を公開しました。
     
    動画で使用されているのは、iOS10.0.3搭載のiPhone7 Plusと、Android7.1搭載のPixel XLです。
     
    MKBHD氏は、スポーツの試合のスコアや「現在アメリカの大統領は誰か」「マーク・ザッカーバーグってどんな人」といった質問や、「Instgramを出して」などの指示を、並べたiPhone7 PlusとPixel XLに次々に投げかけていきます。

    MKBHD氏の感想

    ①Google Assistantのほうがよくしゃべる
    Siriのほうがディスプレイ上に幾つか答えを表示するケースが多く、最適な結果を自分で選ぶようになっています。普段の利用では好みの問題ですが、運転中など手が離せない場合は、Google Assistantのほうが使いやすいとMKBHD氏は述べています。
     
    ②Google Assistantのほうが会話が自然
    視聴していても感じましたが、一つの質問をして返ってきた答えについて続けて質問をする場合、Google Assistantのほうが前の質問を「覚えて」おり、会話がスムーズに進行していました。
     
    たとえば「アメリカの大統領は誰?」という質問にはどちらも問題なく回答しましたが、「彼の身長は?」と続けて尋ねると、Google Assistantは正しく答えたものの、Siriは回答できませんでした。「バラク・オバマの身長は?」と言葉を補足しないと、質問が理解できないようでした。
     
    ③Siriのほうが豊富な情報を提供する場合多し
    一方で、ある質問に対しGoogle Assistantが単純にひとつの答えしか返さないのに対し、Siriは関連情報も合わせて提供してくれるケースがいくつかありました。

    ジョーク対決の行方は

    これまでGoogle Nowは答えが機械的で、まったくおもしろくないというのが定説でした。しかしこれはGoogle Assistantでは改善されたようで、Siri、Google Assistantともに、MKBHD氏の質問に、ちょっとしたジョークを返しています。GoogleがGoogle Assistantの開発のために、コメディライターを採用しているのは本当のようです。
     

     
     
    Source:YouTube(MKBHD) via iPhone Hacks
    (lunatic)

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