iOS10は3分の2のデバイスにインストール済!史上最速で普及

    iOS10

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    大規模アップデートとなったiOS10のリリースから約1か月が経過しました。モバイル市場のマーケティングを行っている米Fiksuが発表したデータによると、現時点でiOS10現在使用されているデバイスの67.8%にインストール済みであることがわかりました。歴代のiOSアップデートの中で最も速く普及していることになります。

    リリース後2週間で急速に普及率を伸ばしたiOS10

    iOS普及率
    iOS10がリリースされる前は、iOS9が88%のデバイスにインストールされていました。それからひと月足らずで、今やiOS10がiPhoneやiPad、iPodの3分の2以上を占めています。
     
    リリースから5日後時点のデータでは、iOS10の利用率は27.7%にとどまっていました。同時点で最もインストール率が高かったiOS7の45.7%と比較すると、出足から速く広まっていたというわけではありませんでした。
     
    しかし、リリース後2週間辺りから急速にインストールされ始め、現在では同時点での普及率が最も高かったiOS9を超える数字となっています。Appleは去年、リリース後2週間でiOS9の普及率が50%を超え、史上最速となったことを発表していますが、これを上回るペースとなりました。特に9月27日から10月4日にかけては約20%もアップしています。

    インストール数が急激に増加した理由は―通知を遅らせたこと?

    米インターネットメディア9to5Macは、「いつもはiOSの公開直後にアップデートをするように通知を送っていたところを、今回は通知のタイミングを遅らせていたことが要因となった可能性もある。通知を遅らせた後での9月23日のiOS10.0.2のアップデートがトリガーとなったのかもしれない」と分析しています。
     
    iOS10リリース直後にいくつかのバグが判明したこともあり、インストールを延期していたユーザーももしかしたら多かったのかもしれません。しかし、現在のグラフの順調な伸びを見ると、様々な機能が追加されたiOS10はこれからもさらに広がっていきそうです。
     
     
    Source:Fiksu via 9to5Mac
    Photo:Apple
    (nanakaba.n)

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