販売再開のGalaxy Note 7がまた爆発、ただし今度は「落ち度なし」

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    大規模なリコールの実施後、販売再開が始まったGalaxy Note 7で再度「爆発騒ぎ」が発生したものの、バッテリーの不具合ではなく、端末にかかった強い外部圧力が原因であったことが分かりました。

    「第3者の厳しい目」でただちに検証

    韓国メディア朝鮮日報によると、今月1日に「Galaxy Note 7の新製品も爆発した」という書き込みが、溶けたバッテリーや焼け焦げた端末の写真とともにネットに公開されたそうです。
     
    しかし、これについてSamsungは翌日、ただちに問題となった端末をユーザーから受け取り、世界的な製品認定企業スイスSGSと共同で解析を行ったうえで、「X線、CTスキャンなどを使った分析の結果、外部衝撃による損傷が原因と確認された」との声明を発表、問題が自社側にないことを明らかにしました。

    リコール騒ぎも売れ行きは好調

    samsung galaxy note 7 持ち込み 

    Galaxy Note 7について注意喚起を行う航空会社も。預け荷物にはしないこと、持ち込む場合は必ず電源をオフにすることなどが記載されている


     
    自社の落ち度による爆発事故が二度とあってはならないという決意からか、凄まじくスピーディーな対応に驚きますが、これについてSamsungは、分析結果について同ユーザーが満足いかない場合、他の認証機関による再検証を行う用意もあるとのコメントを発表しています。
     
    なお、未曾有の世界的リコールとなっただけに売れ行きが不安視されていましたが、1ヶ月ぶりの販売再開から2日間で韓国内では3万台以上が売れ、消費者のGalaxy Note 7に対する期待感を改めて裏付ける結果となっています。
     
     
    Source:朝鮮日報
    (kihachi)

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