【悲報】iPhoneの空き容量を増やす裏技、iOS10では無料では使えない!!

    iOS10でストレージ裏技実験

    iOS10でストレージ裏技実験
     
    iPhoneのストレージ空き容量を一気に増やせる裏技は、iOS10で使うには注意が必要です。iOS9までは無料で空き容量を増やせていましたが、iOS10では無料では使えません。

    iPhoneの空き容量激増の裏技、iOS10では無料では使えない!

    2016年4月の記事で、iPhoneの空き容量を劇的に増やす方法をご紹介しましたが、iOS10ではこの方法を「無料で」使うことができなくなっているので、ご注意ください。
     
    以下、iOS10.0.2をインストールした筆者のiPhone6 Plus(64GB)で実験した模様です。
     
    実験前。空き容量は756.3MBです。なお、空き容量は設定アプリから「一般」>「ストレージとiCloudの使用状況」で確認できます。
     
    iOS10でストレージ裏技実験
     
    iTunes Storeに行き、映画をレンタルします。756.3MBでレンタルできる映画はないのですが、サイズが6.85GB(720p HD)と大きめの「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(字幕版)」を選択します。
     
    「¥400レンタル」をタップすると表示が「HD映画をレンタル」になるのでもう一度タップ。
     
    iOS10でストレージ裏技実験
     
    すると、Touch IDの認証確認が出たので、(前はなかった気がすると思いながら)指紋認証し、ダウンロードの確認画面が表示されたので「後で試す」をタップしました。
     
    iOS10でストレージ裏技実験
     
    もしや、と思って「ビデオ」アプリを見ると、ダウンロードされていないだけで、しっかりレンタルされています
     
    iOS10でストレージ裏技実験
     
    この直後に空き容量をチェックすると、2.15GBと、実験開始前の3倍近い空き容量になっています。
     
    iOS10でストレージ裏技実験
     
    さらに5分ほど放置した後に再度チェックすると、9.02GBまで増えています!実験前に756.3MBだった空き容量が12倍以上に増えた計算です。
     
     
    iOS10でストレージ裏技実験
     
    しかし、「Appleからの領収書」が届き、400円のレンタル料を支払っていたことを改めて思い知るのでした。
     

    Appleからの領収書

    後日、届いたAppleからの領収書


     
    ご覧のように、iOS10では空き容量が足りない時に「ダウンロードできません」と警告が出ることなく、しっかりレンタル料金が課金されてしまいます。

    お手頃価格で空き容量を増やすなら「今週の映画」

    残念ながら、iOS10では、iOS9まで可能だった「ストレージを一気に増やす方法」は無料では使えなくなっています。

     
    一方、使用するiPhoneのストレージの状況やキャッシュされているデータ量によって異なるはずですが、iOS9の時よりも容量の増え方が大きく、お金はかかるものの有効な方法ではあることは確かなようです。
     
    「iPhoneの空き容量を増やしたい!でもデータは削除したくない!」という方は、週替わりで映画が100円でレンタルできる「今週の映画」から観たい映画を選んで、空き容量を確保しつつ映画も楽しむ、というのが良いかもしれません。
     
    今後、新たな方法などが発見され次第、お伝えします。

     
     

    (hato)

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