Yahoo、少なくとも5億人分のユーザー情報が盗まれたと認める

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    Yahooは現地時間9月22日、2014年末に同社のネットワークから、ユーザーアカウント情報のコピーが盗まれ、その件数は少なくとも5億人分にのぼることを明らかにしました。

    電話番号や誕生日などの情報も

    Yahooによれば、盗まれたアカウント情報にはメールアドレス、電話番号、誕生日、パスワード(大半は暗号化されたもの)、そして中にはセキュリティのための質問と答え(暗号化されたもの、されていないものの両方)が含まれているケースもあるとのことです。
     
    これまでの調査から、暗号化されていないパスワード、支払いのためのカード情報および銀行の口座情報は、盗まれていないことが判明しています。これらの情報はシステムに保管されていなかったためです。

    「国家関与」のハッカーが犯人か

    Yahooは太平洋時間で22日午前11時30分(日本時間23日午前3時30分)より、アカウント情報が盗まれた可能性のあるユーザーに対し、通知メールの送信を開始しています。通知では至急パスワードを変更し、アカウント認証を行なうことが推奨されています。
     
    またアカウントへの違法アクセスを防ぐため、暗号化されていないセキュリティのための質問と答えは使用不可となっています。
     
    情報が盗まれていない場合でも、2004年以降パスワードの変更を行っていないYahooユーザーは、変更すべきとのことです。なおYahoo傘下のサービスであるTumblrのアカウントについては、今回は情報流出の被害にはあっていません。
     
    Yahooと法的機関は今回の一件について、国家の支援を受けたハッカーが関与していると考えているようです。
     
     
    Source:Yahoo
    (lunatic)

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