中国スマホベンダー、iPhone7発売に備え部品発注控える

    iPhone7 iPhone7 Plus

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    中国のスマートフォンベンダー各社が、在庫を大量に抱えることを懸念し、今年第4四半期(10〜12月期)の部品の発注を控えているようです。

    競争激化が在庫量増大の原因に

    台湾DigiTimesが台湾を拠点とするサプライチェーンから得た情報によれば、中国のスマートフォンベンダーは激化する競争に勝ち抜き、市場シェアを維持するために値下げなどを行ってきた結果、中国国内、海外の両方で在庫が増え続ける状況に直面しているとのことです。
     
    中国国内においては、Huawei、Oppo、Vivo、Xiaomi、Meizu、Gionee、LeEcoらが、市場シェアと売り上げ拡大を狙い、軒並み低価格スマートフォンの種類を増やしています。その結果、同国内では特に低価格スマートフォンの在庫が増えている、とDigiTimesは伝えています。

    iPhone7の発売も影響

    また中国ベンダーの部品発注抑制には、16日発売のAppleのiPhone7/7 Plusも少なからず影響を与えているようです。
     
    iPhone7/7 Plusの発売により、Appleは中国および他の市場でも第4四半期にシェアを回復するとの見方が強く、これが中国スマートフォンベンダーにとって大きなプレッシャーとなっている模様です。
     
     
    Source:DigiTimes
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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