【注意】手持ちのSuicaをiPhone7に移行すると、それまでのカードは使えなくなる!

Apple Pay 日本 Suica Felica

Apple Pay 日本 Suica Felica
 
iPhone7やApple Watch Series 2からはApple Payを使った様々な決済が日本でも使用可能となります。しかし、交通系ICカード「Suica」をiPhone7に対応させると、それまで持っていたカードが無効化される仕様であることが分かりました。

iPhone7に移行したら今までのカードは使えない

SuicaをApple Payに登録するには、iPhone7の上にSuicaカードを載せるだけで済みます。しかし、Apple製品に詳しいジャーナリスト林信行氏によると、カード情報を端末内に追加するというよりも、正確には「移行させる」とでも言ったほうが正確であるようです。
 


 
彼によれば、あくまでも技術的な問題ではなく、JR東日本によって決められた「仕様」とのこと。したがって、SuicaユーザーはiPhone7にデータを移行してからは、iPhone7をICカードとして使う必要が出てきます。
 
よって、「1SUICA1端末」ルールのもとでは、Apple Watch Series 2とiPhone7は同じSuicaを使うことができず、どちらも使いたい場合は、それぞれ新規登録を行わなければならないそうです。
 
つまり、iPhoneとペアリングして情報を共有するのではなく、Apple Watch Series 2にも単体でNFCチップが搭載されているということなのでしょう。
 

iPhoneのバッテリーが切れてしまったら?

さて、ここで1つの疑問が生じます。もしiPhone7のバッテリーがなくなってしまったらどうするのでしょうか。
 
幸いなことに、ニュースサイトEngadgetの取材によると、バッテリー残量がゼロになっても時刻や日付がリセットされていないように、iPhone内に残った電力で改札は通れるとのことです。

「基本的には、(Androidスマホ等にすでに提供中の)モバイルSuicaと同じイメージ。電池が切れてもしばらくは使える。ただ可能であれば充電して使っていただくことになる」(JR東日本広報部)

 
Suicaが正式にiPhone7で利用可能となるのは10月下旬頃となります。毎日の通勤や登校に一体どのような変化が起きるのか、今から楽しみでなりませんね。
 
 
Source:Twitter,Engadget
(kihachi)
 
 

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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