楽天、ポイント利用も可能な実店舗でのスマホ決済サービスを今秋開始へ

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通販サービスなどを展開する楽天が、スマートフォンを使って、中小の飲食店および小売店などで簡単に支払いができる決済サービスを今秋スタートすると、日本経済新聞が報じています。

スマホ画面に表示したバーコードで決済

楽天が導入する「楽天ペイ」は、利用者のスマートフォン画面に2次元バーコードを表示し、店舗側はスマートフォンやタブレットで読み取ることで決済できるため、専用端末が不要なのが特徴です。支払いは、楽天の会員情報に登録したクレジットカードで決済されます。

 
新たな決済手段は様々な検討が進められているものの、飲食店をはじめとした店舗運営において、決済端末の導入はコストがかかり、現実的とは言えません。その点、楽天が今秋スタートを目指している決済サービスであれば、専用端末の導入が不要であるため、投資負担が軽減できます
 
すでに中国では、同様の決済手段が普及していますが、仮にこれらが国内でも広がれば、ソフトウェアの統合などにより、拡大するインバウンド市場のさらなる獲得にも効果がありそうです。日本経済新聞の報道によれば、サービス設計の中には、楽天ポイントの利用も含まれるとのことです。

iPhoneが擬似的な「おサイフ」になる日も近い?

iPhoneは国内で大人気のスマートフォンではあるものの、日本人である我々にとって残念なことの1つとして、「おサイフケータイ」機能の搭載がないことが挙げられます。これまでも、Felica搭載の噂が何度か浮上したことがあり、最近もAppleが将来的な搭載を視野に入れているとの報がありましたが、現時点でいつになるのかは分からないままです。
 

しかし、2012年創業のスタートアップであるOrigamiが、先般登録型のアプリ決済サービス「Origami Pay」をリリースしたほか、今回楽天がスマートフォンの画面に表示されるバーコードを利用した決済方法の確立を目指すなど、開発が進められています。

 
 
Source:日本経済新聞
(クロス)

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