【朗報】ポケモンGO、地域格差の解消にむけて動き出す!

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    ポケモンGO」の開発元Nianticは、同ゲーム内で地方でも多様なポケモンが出るように仕様変更するつもりであるとしました。産経新聞の取材で明らかになりました。

    地方と都心の格差を緩和すると発表


    ポケモンの宇都宮崇人氏とNianticの川島優志氏は産経新聞の取材に対し、地方では都心と異なり、ポケモンの出現率が低いほか、ゲームで使うモンスターボールなどの「どうぐ」を取得できるポケストップすらないという「地域格差」を把握しており、将来的に解決していくつもりであると強調しました。
     
    実際、1ヶ月ほど前に筆者が東京から福島に1泊2日で行ったところ、都心と同じような感覚で深く考えもせずにポケモン(それもレアと呼べるポケモンはなし)を片っ端から捕まえていただけで、150は優にあったモンスターボールがあっという間に枯渇、ポケストップも周りにないので課金しなければ補充すらできないという状況に1日で陥りました。
     
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    左が福島。右が渋谷。極端な例ではあるが、こうした風景に出会うことは珍しくない


     
    皮肉なことに翌日東京に戻った瞬間、こうした状況は10メートル間隔に所狭しと置かれたポケストップのおかげで一瞬にして解決。福島には存在するはずもない「ミニリュウの巣」こと世田谷公園(社会現象にもなり現在は廃止)で最強ポケモンとの呼び声高いカイリューを数時間で作ってしまうことが出来ました。

    先日は震災地域への支援を表明

    日本の場合は、都心に富や資本が一極集中しているため、「ポケモンGO」は現実のリソースとリンクする仕組みである以上、どうしても様々ななリソースの少ない地方がゲーム内で遅れをとってしまうことは否めません。
     
    Nianticが先日、東日本大震災と熊本地震で被災した岩手、宮城、福島、熊本の4県に対し観光客誘致による復興支援を表明したように、「都市部の人が地方を訪ねたくなるような仕掛けを考えたい」と前向きな意欲をみせ始めたことは大きな前進だと言えるでしょう。

    「ジョウト」「ホウエン」ならではのポケモンは出るか?

    また、Nianticは同インタビューで、現在出現している約150種類にとどまらず、まだ登場していないポケモンを随時投下していく方針であることも明かしました。これまでに原作ゲームに登場しているポケモンは約720種類存在します。
     
    現在の出現ポケモンは、得られるメダルを見ると分かるように、あくまでも「カントー(原作では関東地方がモデル)」に出現するポケモンという位置づけなので(都心が優遇されているのはそのせいでしょうか)、今後は新ポケモンを投下する際、「ジョウト(近畿地方)」「ホウエン(九州地方)」を追加することで、地域によって出やすいポケモン・出にくいポケモンを設定する可能性もあるかもしれません。
     
    なお、同インタビューでは「交換」機能も実装する予定であると述べています。
     
    Source:産経新聞
    (kihahi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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