「ポケモンGO」のアップデートで表示される「草むら」は一体なに？

 
「ポケモンGO」が9日、iOS版とAndroid版がともにアップデートされ、iOS版では一時的に削除されていた「バッテリーセーバー」機能が復活しました。

待望の「バッテリーセーバー」復活

新たに配信された「ポケモンGO」のiOS版バージョン1.3.0では、「バッテリーセーバー」の復活以外にも、XPボーナス付与の修正、高速移動時の注意喚起などが新たに付け加えられています。
 

• 運転時や高速移動時にプレイを控えて頂くよう、注意画面を追加しました。運転者ではない方は確認ボタンをタップすることでプレイを継続できます
• モンスターボールをうまく投げた時 (Nice, Great, Excellent)のXPボーナスが出ないバグを修正しました
• カーブボールを投げた時の曲がり具合を修正しました
• 実績メダルの画像の間違いを修正しました
• バッテリーセーバーの不具合を修正し、機能を復活させました
• トレーナーのニックネームを一度だけ変更できるようにしました。変更は一度のみですので、慎重に選んでくださいね！
• チームリーダー (キャンデラ、ブランシェ、スパーク)のビジュアルをアップデートしました
• 近くのポケモンを探すための機能を一部のユーザー向けにテストしています。期間中一部画面の表示が変わる可能性がありますのでご了承ください
• 一部のテキストを修正しました

 

 
アップデートによってすぐ目につく変更点は、「近くにいるポケモン（NEARBY）」が「かくれているポケモン（SIGHTINGS）」へと変更され、リスト内に表示されているポケモンの数が減少している点でしょう。
 
これについては、これまで半径200メートル範囲内にいたポケモンが表示されていたのが、新たなアップデートでは範囲がより狭まり（100メートルとの説あり）、文字どおり本当に「近くにいる」ポケモンしか表示されなくなったものと考えられます。

草むらは「あしあと」機能復活への布石か

また、ポケモンの背景として表示されている草むらについては、水辺に生息しているポケモンでも同じものが表示されており、現時点では単なる便宜的な印にとどまっているようです。
 
ただ、海外では今回のアップデートで、一部のユーザーを対象に「あしあと」機能が形を変えて復活していることを考えると、それ以外のユーザーに対しては、アプリ内に埋め込まれている同機能を非表示にするために草むらを用いているのだと思われます。
 

 
草むらではなく、はれて画像のように「あしあと」機能が復活すれば、ポケモンの背景からおよその出現地が特定できるようになります。
 
 
Source：Pokemon GO,TechCrunch
(kihachi)