Apple Iの稀少モデルがオークションに〜100万ドル超えの可能性も

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    マニアの間でコレクションとして価値の高いApple Iの中でもさらに稀少な「Celebration」モデルが、オークションサイト「CharityBuzz」に出品されることがわかりました。

    ブランクPCB搭載の稀少モデル

    CharityBuzzが公開している動画によれば、Apple Iそのものが製造数わずか200台、販売されたのが175台のみで、現存するのは60〜70台と推定されています。
     
    また歴史学者のコーリー・コーヘン氏の説明によると、「Celebration」モデルと呼ばれるこのApple Iコンピュータは、カスタマイズ可能な電子回路基板(ブランクPCB)を搭載しており、同PCBは他のApple IコンピュータのPCBとは全く異なるソケットや部品を装備しています。
     
    コーヘン氏がAppleの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック氏に確認したところ、AppleはブランクPCB搭載のApple Iを販売しておらず、このApple Iは量産前に制作されたモデルと見られています。ボードに記された日付から推定される製造年月日は1976年夏で、非常に初期の段階に作られたものであるようです。

    評価額は100万ドル超え!?

    2014年末にオークション運営会社クリスティーズが、Apple Iに60万ドルの評価額をつけ話題となりましたが、CharityBuzzは今回の「Celebration」モデルが稀少なモデルである上に状態もよいことから、100万ドル(約1億638万円)以上の値がつく可能性があると見ています。
     
    オークションの収益金の10%はLeukemia & Lymphoma Societyに寄付され、白血病やリンパ腫の研究や患者の支援に役立てられます。CharityBuzzは毎年Appleのティム・クックCEOが自身とのランチの権利などを出品するサイトとして知られています。
     
    オークションは7月25日から8月25日まで行われます。
     

     
     
    Source:CharityBuzz via 9to5Mac
    (lunatic)

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