Amazonの「読み放題日本上陸」報道で電子書籍無関心層の25.5%が利用に前向きに

    電子書籍 ジャストシステム

    電子書籍 ジャストシステム

     
    Amazonが日本でも電子書籍読み放題サービスを開始、との報道の影響で、電子書籍の利用意向がなかった人の4分の1が、電子書籍の利用に前向きになったことがわかりました。

    電子書籍の利用者は全体の22.3%

    ジャストシステムは7月7日、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 (2016年6月度)」の結果を公表しました。
     
    調査は2016年6月29日(木)から7月4日(月)にかけてインターネットで実施され、15歳から69歳の男女1,100人から有効回答を得ています。
     
    電子書籍の利用状況と意向は、利用者は全体の22.3%で、「あまり関心がない」が26.5%、「利用するつもりはない」が36.6%でした。
     
    電子書籍 利用意向
     
    性年代別で見ると、利用者は男性に多い傾向があり、最も利用率が高かったのは50代男性の38.0%でした。
     

    電子書籍利用ジャンルは「コミック」「小説」、読み放題利用者は15.5%

    電子書籍利用者に、利用しているジャンルを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「コミック」で57.1%、次いで「小説」の53.1%となっています。
     
    電子書籍ジャンル
     
    電子書籍の利用形態は、「その都度購入」が72.2%で最多、「読み放題サービス」は15.5%でした。
     
    電子書籍利用形態

    Amazonの読み放題日本上陸、知っていたのは4割強

    先日報じられた、Amazonの日本での電子書籍読み放題サービス開始については「知っていて興味がある」が19.6%、「知っているが興味はない」が23.9%と、認知者の合計は43.5%でした。
     
    Amazon認知

    Amazon読み放題で25.5%が電子書籍利用に前向きに

    電子書籍の利用意向が「あまり関心がない」または「利用するつもりはない」で、今回の報道でAmazonの読み放題サービスを知った人に影響を尋ねたところ、「電子書籍利用にかなり前向きになった」人は5.0%、「少しは前向きになった」人は20.5%で、合計25.5%が前向きな影響を受けています。
     
    Amazon影響
     
    8月に日本上陸と報じられているAmazonの読み放題サービスを楽しみにしている方も多いことと思います。サービス開始により、電子書籍の利用者層がどの程度、拡大するか注目されます。

     
     
    Source:ジャストシステム
    (hato)

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