Thunderbolt Display、とうとう公式サイトから販売ページが削除される

    thunderbolt display

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    後継機の発表が待ち望まれているThunderbolt Displayですが、アップルが公式サイトから同ディスプレイの販売ページを削除したことが分かりました。

    オンラインストアでは購入不可能に

    先月、アップルThunderbolt Displayの生産終了を公式に認め、サードパーティー製のディスプレイの購入を推奨したニュースをお伝えしましたが、これに続く形で6日、アップルが公式サイトから同ディスプレイの販売ページを削除しました。
     

    mac retina display thunderbolt

    該当ページにアクセスすると、自動的にMacの販売ページへと転送される


     
    現在は、販売ページだった「http://www.apple.com/jp/displays/」にアクセスすると、強制的に「http://www.apple.com/jp/mac/」に転送される、301リダイレクトと呼ばれる設定がページ内に埋め込まれています。ニュースサイト9to5Macによると、ページを一時的に閉鎖しだけであり、将来的に復活させるつもりであれば、302リダイレクトと呼ばれる設定にするはずで、あえて301を使用したということは、URLを恒久的に変更してしまう意図がアップル側にあるとのことです。

    GPU内蔵5Kディスプレイに期待!

    Thunderbolt Displayは2011年に高画質ディスプレイとして発売されていましたが、4Kモニターの台頭、5K iMacの登場によって時代遅れとなっていた感は否めません。そのため、これまで世界各地のオンラインストアで在庫調整の動きが見られるたび、新作発表の布石ではないかとの観測が出ていました。
     
    今回の販売終了を受け、アップルから次世代Thunderbolt Displayについての言及はありませんでしたが、GPU内蔵の5K Retinaバージョンを年内にもリリースするとの情報が出ています。また、先日開催されたWWDCのキーノートを映した動画の画面アスペクト比が、21:9という珍しいサイズであることから、次期ディスプレイはウルトラワイドモニターになるのではないかとの見方もあります。
     
    ちなみに先月26日、筆者がアップルストアに赴いた際にはMac miniのディスプレイとして展示・販売されていたため、在庫自体はまだある公算が高いですが、オンラインストアでページが閉鎖された現在もなお、店頭で購入が可能かどうかは不明です。
     
     
    Source:9to5Mac
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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