Apple Watchでログインは2013年のMacBookから―デモ動画公開される
macOS SierraからはApple Watchでの自動ログインが可能ですが、同方法でアンロックが出来るMacは、2013年に発売されたもの以降に限られていることが分かりました。
2013年以降のMacが対象
WWDCで発表された、Apple Watchを装着していれば、パスワードを入力するプロセスを飛ばしてMacに自動ログイン出来るという機能が、6日にリリースされたmacOS Sierra 10.12 beta 2より利用可能となっています。
ただし、この自動ロック解除機能が使えるMacは、2013年以降製造のものに限られています。また、iOS10が搭載されたiPhoneとwatchOS 3が搭載されたApple Watchも同時に必要となるので注意が必要です。
なお、同機能を利用する方法は以下のとおりです。
- watchOS 3が搭載されたApple Watchでパスワードがセットされていることを確認
- macOS Sierra 10.12 beta 2以降のOSが動作しているMacで、[システム環境設定]>[セキュリティとプライバシー]>[一般]より、[Apple WatchにMacのロック解除を許可する]にチェック
- リクエストの際、Macのパスワードを入力。パスワード入力が成功すると、「起動」メッセージが出現
- Macをロックし、Apple Watchを起動してかざす
- Apple Watchでロック解除したというメッセージが出現。もし成功すれば、Macが自動でアンロックされることを確認
Apple Watchをかざす動作は必須なのか
デモ動画を見ると、公式サイトの「座る前に起動完了」というキャッチコピーとは異なり、Macの蓋を開けただけでシームレスに起動するわけではなく、Apple Watchを画面の前でかざす動作をとらなければいけない点は少し残念ですね。このあたりはmacOS Sierra正式版の登場までに改善されるのかも知れません。
また動画では、あくまでもApple Watchを装着していなければならず、身近に置いただけではロックが解除されない様子も確認出来ます。
Source:APPL Ch.,9to5Mac
(kihachi)