日本郵便、郵便局で格安スマホの斡旋販売を開始へ

 
日本郵便は本日、インターネットイニシアティブ（以下、IIJmio）を販売者とする格安スマホのカタログを郵便局に置き、8月1日より斡旋販売することを発表しました。

高齢者などにも、格安スマホが広がるか

ついに、身近にある郵便局で、格安スマホが買える時代が到来します。
 
取り扱いが開始されるのは、IIJmio 高速モバイル／D サービス「ミニマムスタートプラン」の音声機能付き SIM（通称：みおふぉん）で、富士通コネクテッドテクノロジーズ製のSIMロックフリー端末「arrows M03」とセットになっています。
 
郵便局の店頭に設置された IIJmioの申込書請求用カタログを入手し、電話もしくはハガキで申込書を請求のうえ、申し込みをすると、SIMカードがセットされたスマートフォンがユーザーの手元に届きます。格安スマホが届いたら、電源を入れるとすぐに使用できる状態のため、スマートフォン初心者や高齢者の方でも容易に格安スマホを利用開始することができると案内されています。
 
iPhoneが登場してから来年で10年目となりますが、機能の向上にも一定の限界点が見えはじめるなど、スマートフォン市場はついに飽和しはじめています。そんな中にあって、格安SIMや格安スマホの存在は、そうした市場に差す一点の光という状況です。
 
日本郵便による格安スマホの斡旋販売は、高齢者やテクノロジー／ガジェットに疎いユーザーに対して、魅力的な選択肢となり、今後こうした層に格安スマホが広まるきっかけとなりそうな気配が漂います。
 
 
Source:日本郵便
Photo:富士通
(クロス)