macOS Sierraでは「Flash」がデフォルトで無効化されている

    safari プラグイン flash

    safari プラグイン flash
     
    macOS Sierraでは搭載されているブラウザSafariで、「Flash」がデフォルト無効になる予定であることが分かりました。

    とうとうデフォルトで無効に!

    先日行われたWWDC 2016の基調講演では、OS XからmacOS SierraへとMac向けのOSの名称が変更されることが発表されましたが、変わるのは名前だけではないようです。ゲームや動画再生向けプラグインであるAdobeの「Flash」が、macOS Sierraではデフォルトで無効に設定されます。
     
    背景にはセキュリティ上の観点などから、「Flash」ではなくHTML 5に移行しようというインターネット業界全体の動きがあり、YouTubeも2015年にビデオ再生の標準設定をHTML 5へと変更しています。

    「Flash」の他にも複数プラグインが対象

    WWDC 2016 基調講演
     
    今回の変更によって、Safariは「Flash」とHTML 5の両方がサポートされているページでは前者を、「Flash」しかサポートされていないページでは、プラグインを有効化するサジェストを表示する方式が用いられます。
     
    ただし、今回デフォルトで無効になっているプラグインは「Flash」だけではありません。デベロッパーのRicky Mondello氏が自身のブログで明らかにしたところによると、アップルは「Java」「Silverlight」、そして「QuickTime」といったプラグインも同様に初期設定で無効化するつもりであるとのことです。
     
     
    Source:MacRumors
    (kihachi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次