Apple Campus2の工事現場詳細レポート!建物も工事方法も最先端!

    Apple Campus2の工事現場詳細レポート

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    Appleの新本社「Apple Campus2」の建設工事現場内部からの詳細なレポートを、米メディアPopular Scienceが掲載しています。

    2016年末に完成予定のApple新本社、工事現場からのレポート

    Appleの新本社「Apple Campus2」は、当初計画より遅れて2016年末に完成、2017年初頭には13,000人の従業員が移転する計画で工事が進んでいます。
     
    Apple Campus2の工事現場詳細レポート
     
    これまで、ドローンによる空撮映像が何度も公開されているほか、3月には工事現場の写真をAppleが公開しています。

    ロボットのような専用機器で巨大ガラスを取り付け

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    建物の表面は、約3,000枚もの特注巨大ガラスで覆われています。ガラスの取り付けには専用開発されたロボットのような機器が使用されています。多くの吸盤でガラスを保持し、レールで持ち上げて取り付けています。
     

    「呼吸する床」で空調の利用を抑制

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    建物のフロア間には、デザイン集団Foster + Partnersによって設計された、中空のコンクリートスラブが用いられています。床が呼吸するかのように空気が流れることで、自然な換気を実現し、空調による電力消費を抑える効果があります。
     
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    使用電力は全て再生可能エネルギー

    新本社で使用する電力は、すべて再生可能エネルギーでまかなわれます。屋上に設置される太陽光発電システムだけで、16メガワットの電力供給が可能です。これに燃料電池などを加えることで、必要な電力すべてを再生可能エネルギーで供給可能としています。このほか、敷地内には多くの樹木が植えられるのも特徴的です。
     
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    なお、Appleが電力小売り業の子会社を設立していたことが最近、判明しています。
     
    建設工事現場からの詳細レポートは、以下の動画をご覧ください。
     

     
     
    Source:Popular Science
    (hato)

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