SIMフリー市場ではASUSの「ZenFone Go」が大人気！BCNが最新ランキングを発表

 
家電をはじめとした、デジタル関連情報に定評のあるBCNは、SIMフリースマートフォンの販売台数シェアの最新版として、2016年4月実績を公表しています。

台湾メーカーのASUSが好調！「ZenFone Go」がスマッシュヒット！

最近では格安SIMという言葉を聞くことが多くなったかと思いますが、大手キャリアと比較して割安な料金でデータ通信などが楽しめる新たな選択肢として、MVNOサービスの支持率が上昇しています。
 
格安SIMをチョイスするには、ドコモやau端末または、SIMフリーのスマートフォンが必要になるのですが、海外メーカー各社は同市場向けに割安感のある端末をリリースしています。
 

 
このところ、スマートフォンの売れ行きが悪いことがよく話題となりますが、SIMフリースマートフォン市場は比較的好調で、全体に対する構成比率はまだ低いものの、販売台数の前年比はキャリアスマートフォンを大きく引き離しています。
 

 
BCNによれば、SIMフリースマートフォンの市場において2016年4月に最も売れたのは台湾メーカーのASUSです。
 

 
同社は、「ZenFone」シリーズの販売で著名で、近年SIMフリースマートフォン市場において上位を堅持していますが、5.5インチの大型スマートフォン「ZenFone Go」販売開始により、4月の販売実績は大きく伸びています。同端末は、税込価格が2万1,384円と最安水準であるため、料金を重視するユーザー層に受けていると考えられます。
 
Appleも比較的廉価な端末「iPhone SE」を発表して話題となりましたが、今のところこうしたランキングに現れるには至っていません。今後、まだ伸びていくと思われるSIMフリースマートフォン市場でどのような争いが繰り広げられていくかに注目です。
 
 
Source:BCNランキング
(クロス)