すべての反逆者へ―スティーブ・ジョブズの「お茶」が発見される

steve jobs お茶

steve jobs お茶
 
もしかしたらあなたは、幸運にもティム・クックと一緒にコーヒーを飲み、食事をする権利をオークションで手に入れているかもしれません。なら当然、「前任者」のお茶は購入済みですよね。えっ、スティーブ・ジョブズのお茶?

反逆者ことスティーブ・ジョブズのお茶

残念ながらポーランドで絶賛発売中のこのお茶、アップル謹製ではありません。しかし、この「Pira Tea(Piraはポーランド語で赤、残念ながらアップルではなくチェリー味ですが)」を発売している企業の名前がTea Rebelsであることを知れば、スティーブ・ジョブズの顔写真がパッケージにでかでかとプリントされていることにも納得がいくのではないでしょうか。
 
ポーランドのテク・ブロガーであるMackozer氏は、社名についてアップルの伝説的なCM「クレイジーな人達がいる(Here’s To The Crazy Ones)」からインスパイアされたのではないかと推察しています。
 

 
「クレイジーな人達がいる――反逆者(Rebels)、厄介者(Misfits)と呼ばれる人達」というナレーションで始まるこのCMでは、ジョン・レノンやガンジーといった有名人が次々と登場します。そのうえで改めてTea Rebelsのホームページに訪れてみると、確かにスティーブ・ジョブズに交じって彼らもお茶としてパッケージになっている様子が確認できます。

ポーランドの法律では問題ないらしい

steve jobs お茶
 
有名人の顔写真をこうして使うことが果たして許されるのかどうか怪しいところですが、ニュースサイトCNETがTea Rebelsに確認をとると、「法的に正当な手続きを踏んでいると理解している」との回答が返ってきたとのことです。ちなみに同サイトはアップルへも同じように連絡をとったそうですが、現時点で返答はないようです。
 
なお、今年はスティーブ・ジョブズ没後5周年ということで、世界中で彼を記念した作品やイベントが行われていますが、ファンとしてはこのお茶も記念品としてぜひ手にしておきたいところですね。
 
 
Source:CNET, 威锋网, Tea Rebels
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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