iPhone7の「想像もつかない新機能」について妄想してみた

    iPhone7 想像もつかない機能

    iPhone7 想像もつかない機能
     
    後から振り返った時に『これなしでどう生きていたんだ?』と思うような、想像もつかないような機能を搭載。革新的な進化を遂げ、誰もが買い換えたくなるiPhoneに――。アップルのティム・クックCEOは次期iPhoneについて、このように異例の予告をしました。
     
    ついに公式に防水対応?あるいはワイヤレスで充電が可能になる?それとももっとぶっ飛んだ機能?今年秋に登場するiPhone7ではどんな「想像もつかない新機能」が搭載されるのか、妄想してみました。

    1:防水性能に加え、頑丈で壊れないiPhoneに!

    実装期待度★☆☆☆☆
     
    「iPhone7」搭載機能のひとつに、水中でも利用できる防水性能が期待されています。しかし、いまのiPhoneは防水どころか、普通に使っているのに突然発火したり、かがんだ際座っただけで爆発するなど、さまざまなリスクが降りかかってくる繊細な端末なのです。
     
    iphone 爆発
     
    だからこそiPhoneユーザーは、防水性能だけでなく、頑丈で壊れない最強のiPhoneを求めています!あらゆるシーンで使える丈夫な端末になれば、誰もが買い替えるでしょう。iPhoneで命を救われたケースもあるくらいですから、どれだけ丈夫になっても無駄にはなりません!

    2:筐体がトランスルーセント(半透明)になる

    実装期待度★☆☆☆☆ 
     
    トランスルーセント(半透明)という言葉を世に知らしめたのが、アップルの初代iMacです。また幼いころに遊んでいた携帯ゲーム機などの、いわゆるスケルトンの筐体は子どもたちの憧れでした。本体の外から中の部品が薄っすら見える…それだけでとても格好よく見えたものです。
     
    トランスルーセント
     
    iMacの象徴ともいえるトランスルーセントデザイン、ぜひiPhoneでも採用してほしいですね。いっそ筐体を透明に!

    3:背面にセカンドディスプレイを搭載

    実装期待度★☆☆☆☆ 
     
    ガラケー(フィーチャーフォン)といえば2つ折りの端末。閉じた本体には小さなディスプレイがあって、着信があった際はそこに通知が表示されていました。例えばiPhoneの背面にあるスペースに、バッテリー持ちの良い電子ペーパーのセカンドディスプレイを搭載して、ウィジェットなどの表示ができれば便利です。
     
    popslate2
     
    これがiPhone本体に実装されれば、通知のチェックなどのちょっとした操作は背面ディスプレイで完了できますし、メインディスプレイを使わないことでバッテリーの節約になるというメリットもあります。

    4:iPhoneの画面がとびだす!ホログラム投影機能

    実装期待度★☆☆☆☆
     
    iPhoneの画面サイズは、新しいモデルが発売されるほど大きくなり、最も大きいiPhoneは5.5インチとなっています。しかし動画の視聴やゲームのプレイなど、もっと大きな画面で見たいけど常時じゃなくていい…そこで登場するのがホログラム投影機能です。
     
    ホログラム機能を使って、映像を投影して映画鑑賞
     
    iPhone自体のサイズはそのままに、映画鑑賞のときは寝かせたiPhoneに垂直に映像が出現したり、あるいはホログラムでキーボードを投影し、バーチャルキーボードとして使うこともできるでしょう。

    5:ベゼルフリーで全面ディスプレイ

    実装期待度★★☆☆☆
     
    iPhoneといえば、美しいデザインが特徴です。しかしベゼルフリーとなり、全面ディスプレイを実現したiPhoneならば、より美しくなるだけでなく、ぱっと見てもこれまでのiPhoneと違うことがわかります。”人と違う”ことが好きな人にとっては、充分にiPhoneを買い替える理由になります。
     
    iPhone7 iOS10 コンセプト
     
    一日において”iPhoneを見つめる時間”は何時間にのぼるのでしょう。そう考えると少しでも画面が大きく見やすいiPhoneのほうが、快適にネットサーフィンできますし、動画も快適に閲覧できます。また全面ディスプレイで遊ぶゲームは、従来のiPhoneでは感じられなかったほどの迫力を感じられるでしょう。

    6:Siriの機能を大幅に強化!

    実装期待度★★☆☆☆
     
    iOS端末の優秀なパーソナルアシスタント「Siri」は、質問を投げかけるとすぐに答えを見つけてくれますし、さまざまなタスクに忠実に対応してくれます。Siriがさらに進化するとしたら…
     
    例えば、Siriと会話をすることでSiriが学習し、地方ごとの喋り方(方言)を覚えていく。世界中のiPhoneユーザーと”会話”することで鍛えられ、「本当は中の人いるんじゃないか…?」と思えるほどにコミュニケーションが取れる…となれば面白いですね!
     
    Siri 関西弁
     
    またSiriの声をサンプリングした音声に差し替えられるようになれば、遠方に住む祖父母のiPhoneに孫の声を設定したり、遠距離恋愛中のカップルがお互い相手の声を設定したり…といったことも可能になります。

    7:直接触れなくても操作ができる

    実装期待度★★☆☆☆
     
    端末に直接触れずとも、手をかざすだけで操作できる…そんな映画の世界にしかないようなことが、新たなiPhoneで現実になるかもしれません。手や指のジェスチャーでiPhoneが操作できるなら、作業をしているときなど、直接端末に触れられない際に役立ちそうです。また手話を認識できれば、「手話で文字入力」などアクセシビリティの向上にもつながります。
     
    タッチレスインプット
     
    特許を取得しているからといって、必ずしも実現するとは限りませんが、実際、アップルはこういった「タッチレスインプット」関連技術について、複数の特許を取得しています。

    8:デュアルカメラ搭載&3D撮影

    実装期待度★★★☆☆
     
    iPhone7にデュアルカメラが搭載されることは、もはや確定的ともいえる見方があります。実現すれば、写真が高画質になるだけでなく、3Dの写真や動画の撮影も期待できます。
     
    iPhone7 Plus コンセプト動画
     
    iPhoneで撮影した3D写真や3Dビデオが、VR(仮想現実)に対応できるなら、VRデバイス越しに、iPhoneで撮影したその時の光景を追体験できます。アップルはその体験をより良いものにするために、「Apple VR」を世に送り出すでしょう。

    9:3.5mmイヤフォン端子を廃止

    実装期待度★★★★☆
     
    新しいiPhoneは3.5mmイヤフォン端子が廃止される――この観測については、反対署名が数十万にのぼるなど、賛否両論といった様相です。しかしイヤフォン端子部分のスペースを活用することで、例えばバッテリーが大容量になる、さらなる薄型化が実現する、スピーカーを増設する…といったさまざまな改善が可能となります。
     
    iphone-7-airpods
     
    もちろん、アップルは”イヤフォンが使えなくなる可能性”について考えています。EarPodsの使い勝手が良くなり、ワイヤレス化やLightning端子での接続など進化を遂げるでしょう。さらにはイヤリング型やカフス型のイヤフォンが登場して、それを通じて音楽や通話が楽しめるようになるかも。

    10:ワイヤレス充電が可能に

    実装期待度★★★★☆
     
    新しいiPhoneについて語るとき、常々噂されている”新機能”がワイヤレス充電です。単にケーブルがなくなるだけではありません。部屋に入ったり、机においただけでも充電できるような技術がすでに登場しています。ケーブルの断線の悩みからの解放も望めるので、ぜひ実現してほしいですね。
     
    iPhone コンセプト
     
    さらに妄想するなら、アップルが開発していると噂されるSiri搭載のスマートホーム端末に、iPhoneにワイヤレスで給電できる機能を搭載。またモバイルバッテリーがワイヤレス給電に対応すれば、iPhone本体が大容量のバッテリーである必要がなくなります。そうすると、iPhoneのさらなる薄型化・軽量化も視野に入ります。
     
    街中にどんどん増えているフリーWi-Fiのように、どこに行っても「フリーワイヤレス給電スポット」があって、電池持ちに困ることがなくなる…そんな未来はきっとすぐそこです!
     

    3か月後に明らかになる「想像もつかない新機能」の答え

     
    ちょっと妄想しすぎましたが、いかがでしょうか。現実的には、防水性能やワイヤレス充電の搭載あたりに落ち着きそうですが、実装されれば嬉しいものの、これらは想像がついてしまう機能です。
     
    例年通りでいくと、3カ月後に新たなiPhoneが発表され、そこで新機能の”答え”がわかります。ティム・クックCEOの言葉を信じるなら、きっと想像の上をゆく機能が搭載されるのでしょう。13日(日本時間14日)からのWWDC 2016で発表される「iOS10」は、次期iPhoneの新機能についてヒントになります。
     
    皆さんは「想像もつかない新機能」、なんだと思いますか?
     
     
    Photo:Cult of Mac, iphone5mod, Indiegogo, SET Solutions, iPhone-Tricks.com, YouTube, Behance, Handy Abovergleich

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    この記事を書いた人

    前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

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