まるで「秘伝の書」!グルグル巻きに出来るサムスンの次世代ディスプレイ

サムスン ディスプレイ

サムスン ディスプレイ
 
サムスンが折りたためるどころか、巻物のように巻いてしまえるディスプレイを発表し、注目を集めています。

完全にスマホを想定した曲面ディスプレイ

グニャグニャ曲がる折りたたみ可能なスマートフォンこと「Galaxy X」は1月にリリースされると言われながら、結局5月下旬になっても進捗はありませんが、サムスンはフレキシブルディスプレイの開発に余念がないようです。
 
ディスプレイ技術が結集するイベント「SID 2016」で公開された、同社のAMOLED(有機EL)ディスプレイは、「Galaxy X」に搭載予定のものと違って4Kではないものの、大きさは5.7インチ(2,560×1,440)、厚さは0.3mm、重さはわずか0.5グラムと、次世代スマートフォンに搭載されることを想定したつくりとなっています。

巻物のようにグルグルと巻ける!

サムスン ディスプレイ
 
そしてこのディスプレイの驚くべきポイントは、円にした時の半径がわずか10mmであるという点です。要するにグルグルと巻いてしまえるというわけです。これまで曲面ディスプレイはLGの「G Flex」シリーズがリードしていましたが、もしこの技術がサムスンの端末に搭載されることとなれば、業界を一新してしまうことは想像に難くありません。
 
なお、アップルも2017~2018年には有機ELの湾曲ディスプレイを搭載したiPhoneをリリースするとされていますが、「Galaxy S」シリーズのようになるのではないかとの見方も出ています。果たしてそんな頃には、サムスンの技術力が上回っているのか、それともアップルのデザインが卓越することとなるのか、いずれにしても期待は高まるばかりです。
 
 
Source:SLASH GEAR
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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