Appleのチップ発注数は「期待外れ」?iPhone7に向け好転の気配なし?

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Appleからの発注数は、チップメーカーにとって「期待外れ」と見られているようです。9月の発売が見込まれる「iPhone7」に上昇に転じる予兆もない、との悲観的な観測が伝えられています。

2016年第2四半期のAppleからの発注は期待外れ、第3四半期も好転せず?

Appleからの2016年第2四半期(4~6月期)におけるチップ発注数が、昨年からと比べてかなり少ない、と台湾のニュースメディアDigiTimesが、サプライヤー関係者からの情報として報じています。
 
さらに、「iPhone7」の発売を控えた第3四半期(7~9月期)に向けて発注数が上向く兆候も見られない、とも伝えられています。
 
ただし、チップの発注数が伸びないのはAppleに限ったことではなく、各社からの発注数は期待どおりではない模様です。
 
また、IC工場からの情報では、各社は2016年第3四半期の業績見通しを弱気に見積もっており、発注計画を控えめにしているとのことです。

ヒット作となることが見込まれる「iPhone7」

2016年9月の発売が見込まれる「iPhone7」は、隔年が恒例となっている外観デザインの変更にあたるモデルであるほか、Appleのティム・クックCEOによる「想像もつかないような新機能を搭載する」という発言が話題になるなど、ヒット作になると期待されています。
 
以前、著名アナリストが「サプライヤーの動向からiPhone等の売上は予測できない」と語っていますが、AppleがiPhone7の売れ行きに弱気になっていることはないと考えられます。

 
 
Source:DigiTimes
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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