スマートフォン所有率微増、格安SIMをメイン利用するユーザーは5.6%などの調査結果

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    国内でモバイルマーケティングを展開するMMD研究所が、15歳以上の男女6,588人を対象に「2016年4月携帯電話端末購入に関する定点調査」を実施し、調査結果を公開しています。
     
    最新のスマートフォン所有率や、格安SIMをメインに据えるユーザーの割合など、興味深い調査結果をご紹介します。

    スマートフォン所有比率は64.9%でまだ微増傾向

     
    スマートフォン 所有率 格安SIM
     
    15歳以上の男女6,588人を対象に、現在利用している携帯電話端末を聞いたところ、スマートフォンが61.4%、フィーチャーフォンが33.2%となりました。なお、5.3%の人は携帯電話を持っていないと回答しています。
     
    スマートフォン 所有率 格安SIM
     
    携帯電話を持っていない人を除いて、スマートフォンとフィーチャーフォンの比率を過去の調査と比較すると、スマートフォンが64.9%、フィーチャーフォンが35.1%となりました。スマートフォン所有率は、一昨年の調査からは8.4ポイント増えていますが、昨年の調査からは1.0%の増加にとどまる結果となりました。
     
    ここ2年の間に、スマートフォンへの移行も一段落したという印象です。

    格安SIMをメインに使用するユーザーは約20人に1人の割合

     
    スマートフォン 所有率 格安SIM
     
    携帯電話端末を所有している15歳以上の男女6,236人を対象に、現在メインで利用している携帯電話端末を聞いたところ、「docomo」が36.5%、「au」が32.7%、「SoftBank」が21.6%と続きました。
     
    なお、大手キャリアと比較すると割安な料金設定から人気を集めている格安SIMをメインで使っているという回答は5.6%となりました。
     
    スマートフォン 所有率 格安SIM
     
    これを過去の調査と比較すると、2015年10月と比較すると1.6ポイント、2014年4月と比較すると、5.0ポイント増えている結果となっています。まだ利用者数は少数とはいえ、格安SIMの成長率は凄まじいものがありますね。

    格安SIMは旧キャリアで使用していた端末を流用

     
    スマートフォン 所有率 格安SIM
     
    格安SIMをメインで使っていると回答した15歳以上の男女351人を対象に、現在利用している携帯電話端末の入手方法を聞いたところ、「SIMフリーのスマートフォンを新品で個別に購入」が38.5%、「格安SIMとセット販売で購入」が25.4%と続きました。
     
    また、以前から使っていたスマートフォンを利用するという回答は「以前から使っていたiPhone」で6.0%、「以前から使っていたAndroidスマートフォン」で13.1%と合わせて19.1%となりました。
     
     
    Source:MMD研究所
    (クロス)

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