ティム・クック氏、TIMEで「世界で最も影響力のある100人」に選ばれる

 
英メディアTIMEは21日、「世界で最も影響力のある100人」の2016年度版を公開し、昨年に引き続き、アップルCEOのティム・クック氏が政治家やアーティスト、セレブなどに混じって選ばれました。

傑出した人物として表彰

TIMEの特集する「世界で最も影響力のある100人」は、選ばれた人物を別の人物が評するという構図をとっており、ティム・クック氏についてはディズニーCEOであり、アップルのディレクターとしても名を連ねるBob Iger氏がコメントを寄せています。
 
Iger氏によれば、クック氏は「大いなる勇気と性格をもったリーダー」で、高い倫理的基準、文化とコミュニティの面で我々が何者であるかについて活発な議論を促す意欲を持った人物であるとのことです。
 

 
さらには、スティーブ・ジョブズ氏の時代とは変わり、クック氏がアップルを企業業績、また世の中における価値の両面で「新たな高み」に持って行ったとIger氏は絶賛し、ユーザープライバシーの尊重を強く訴えているほか、マイノリティの権利の保護、多様性の維持に努めているクック氏の姿勢を高く評価しました。
 
なお、クック氏は米メディアForbesが特集した「世界で最も影響力のある人物」で27位にランクインしています。
 
 
Source：Apple Insider, TIME
(kihachi)