グーグルとアップルはバーニー・サンダース候補が好き―寄付額から判明

    サンダース アップル

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    グーグルとアップルは民主党の大統領候補であるバーニー・サンダース氏と相性がいいようです。テクノロジー企業を中心に、同氏に対して大量の寄付が行われていることが判明しました。

    テクノロジー企業はサンダース氏支持

    自らを「社会主義者」と称して憚らないバーニー・サンダース氏が、アップルに対して「中国よりもアメリカでデバイスを作るべきだ」と苦言を呈したのにもかかわらず、同社はサンダース氏を気に入っていることが分かりました。寄付の内訳を明らかにするOpenSecretsによると、アップルは個人寄付で85,000ドル(約930万円)もの額を同氏に対して行っているとのことです。
     
    ただしこの額は企業別にみると4位で、1位はグーグル(正確には親会社のAlphabet)で250,000ドル(約2,700万円)にものぼります。2位はカリフォルニア大学、3位はマイクロソフトと続きます。他にもTOP15にはAmazonやIntel、Ciscoなど、総じてテクノロジー企業の名前が目につくことは面白い現象と言えるでしょう。

    支持者の「質」に疑問が持たれていたが

    これまでサンダース氏はカウンターカルチャー的な存在であり、支持者もまた「Bernie Bros」と揶揄されるような、トランプ候補支持者の裏返しみたいなものだとみなされていました。しかし、どちらかと言えば教養と学歴、そして金銭を有しているテクノロジー企業の面々が中心となって同氏を支持している現象は、支持層を分析するうえで新たな見地を与えてくれそうです。
     
    なお、クリントン氏の寄付層は金融業界や労働組合といった面々が目立ちました。
     
     
    Source:Apple Insider, Newsweek
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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