ツイートをリアルタイム分析！災害の被害状況などがわかる「DISAANA」

 
情報通信研究機構(NICT)は、短文投稿サイト「Twitter」に投稿された内容から、災害の被害状況や不足している物資などを分析するシステム「DISAANA」(ディサーナ)を、無料で公開しています。

「熊本県のどこで生き埋めに」今起きている災害の情報を入手

今現在のTwitterへの投稿をリアルタイムに分析できる、対災害SNS情報分析システム「DISAANA」では、エリアを指定すると、そこで発生している災害に関する問題やトラブルを自動的に検出できるなど、今まさに起きている災害の情報を入手することが可能です。
 
また「熊本県で何が不足しているか」「大雨が降っているのはどこ」など、”何”や”どこ”が含まれた質問文を入力または選択すると、Twitterに投稿された情報をリアルタイムに分析し、回答候補をキーワードで示すシステムとなっています。
 

 
回答候補に関連する地点を地図上に表示したり、回答候補のもととなったツイートを確認することもできます。
 

 
ただしこのシステムは、入力された質問などに対して、質問中の語句や同義とみなせる表現でTwitter情報を検索し、機械的に抽出する仕組みです。日本語によるすべての投稿の1割程度の不正確なTwitter情報や自動分析の誤りによって、デマや誤り、その他不適切な回答候補が表示される場合があります。
 
「DISAANA」は、サイトにアクセスし、免責事項などシステム使用の条件を承諾すると利用できます。
 
 
Source:DISAANA
(asm)