あなたのiPhoneはどこから?部品が旅した距離を合わせると月と地球を往復できた!

    iphone 旅

    iphone 旅
     
    ユーザーの手元にあるiPhoneは様々な部品から成り立っています。そしてその部品の1つ1つが様々なところからやってきています。すべての部品が辿った距離を合わせると地球と月を往復出来るくらいの長さになることはご存知でしょうか。

    部品1つ1つがとてつもない旅をしている

    作家のEdward Humes氏は著書「Door to Door: The Magnificent, Maddening, Mysterious World of Transportation(ドアトゥドア:偉大で、猛烈な、そして不思議な物流の世界)」の中で、我々の電子デバイスがどのような旅をしてきたかについて触れ、「携帯の中身はコックが食事のために集める素材に似ている」と表現しています。「その食事は他のシェフのコース料理に使われ、コース料理はより大きな会食に組み込まれる。そして素材たちは冷蔵庫、まな板、オーブン、プレートを行き来するのだ」
     
    例えば、iPhone6sのTouch IDボタンだけでも、中国の江蘇省で出来た金属リングが550マイル(約880km)運ばれ人工サファイヤクリスタルを伴って長沙へ、そしてそれらを1,000マイル(1,600km)離れた台湾の高雄にある半導体工場で加工……と、合計で12,000マイル(約19,200km)の距離を旅してきています。
     
    iphone バッテリー
     
    Touch IDだけならこれで話は終わりですが、iPhoneにはレアアースからパッケージ、水、資源、労働者に至るまで想像もつかない様々な「物流」が絡んでいます。これらをすべて合わせると、「iPhoneの旅は少なく見積もっても240,000マイル(384,000km)に達し、これは月を往復できるだけの距離」になるとのことです。
     
    毎日何気なく使用しているポケットの中のiPhoneですが、こうして月と地球を往復するだけの旅を伴って完成したのかと思うと感無量ですね。
     
     
    Source:Cult of Mac
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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