auとソフトバンクも長期ユーザー向けの割引を大幅拡充へ!ドコモ含め3社出揃う

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    ソフトバンクとKDDI(以下:au)は、「長期利用者への還元が手薄だった」との総務省からの批判に応じる形で、長期契約ユーザーへの割引を新たに導入するつもりであることが分かりました。NTTドコモ(以下:ドコモ)と合わせ、これで大手キャリア3社が出揃った格好となります。

    これまでにも長期利用者向けの還元は存在したが

    これまでも長期利用者への還元自体は行われており、ソフトバンクは「長期継続ボーナス」としてTポイントの還元率アップを、auは「長期優待データギフト」としてデータ容量の増量を行ってきました。
     
    Tポイントは通信料金にも適用できるので、ソフトバンクの場合、実質的にはすでに割引が行われていたとみなすことも出来ますが、利用料金1000円ごとに5ポイント付与(通常)と、特にユーザーにメリットがあるとは言い難いのが実情でした。
     

    ソフトバンク 長期ユーザー

    ソフトバンクの長期ユーザーを対象としたTポイント増額サービス。


     
    au 長期ユーザー

    auは長期ユーザーに対し、これまでもデータ容量の増額サービスを行っていた。

    3社間で割引競争激化か

    しかし日本経済新聞によると、両社は新たに長期利用者を対象として料金の割引サービスを実施する方向を固めており、ソフトバンクは「契約から一定期間が過ぎた利用者を対象に、月々の通信料を割り引いたり通信データ量を上乗せしたりする案」を、auも既存のデータ容量増額に料金の割引を追加、さらに「『料金だけでは(他社に)追いつかれる』とし、単純な値引きと一線を画す特典を加える」とのことです。
     
    ドコモ 長期ユーザー 割引
     
    奇しくも先ほどドコモが緊急発表を行い、「ずっとドコモ割」の対象年数を5年以上から4年へと引き下げるとともに、割引額を増額(例:上図最上段右端の2,000円が2,500円に)することを明らかにするなど早速攻勢に出てきましたが、具体的なサービス・キャンペーンが発表される段階では、3社とも踏み込んだ内容が期待できそうですね。
     
     
    Source:日本経済新聞, NTTドコモ, KDDI, ソフトバンク
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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