2016年第1四半期、ベンチマークAntutuスコアでiPhone6sは3位に

Antutu

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ベンチマークアプリAntutuで測定した、2016年第1四半期におけるスマートフォンのベンチマークスコアランキングが公開されました。

3位と4位のスコア差が激しい

ランキングによると、1位はXiaomi 5、2位はSamsung Galaxy S7 Edge、3位はiPhone6sとなっています。興味深いのは、上位3モデルのスコアの差がわずかであるのに対し、3位のiPhone6sと4位のHuawei Mate 8とが大きく開いていることです。つまり上位3モデルの性能はほとんど変わりませんが、4位以下との差はかなり大きいと見ていいでしょう。
 
Antutuによれば、2015年第1四半期の首位はSamsung Galaxy S6でスコアは76912、同第2四半期の首位も同じくSamsung Galaxy S6でスコアは76912、同第3四半期はMeizu Pro 5でスコアは86322、同第4四半期はHuawei Mate8でスコアは91157でした。
 
今回1位を獲得したXiaomi 5のスコアは136875ですので、スマートフォン全体の性能が大きく向上していることになります。

500のデータサンプルから平均スコアを算出

Antutuはベンチマーク測定にあたりいくつかルールを設けています。まず測定期間は2016年1月1日~3月31日であるため、4月にリリースされたLG G5やHTC M10などは対象となっていません。ベンチマーク測定に用いられたアプリのバージョンはAntutu Benchmark V6.0です。
 
また測定は繰り返し行われ、1つの端末につき最低500のデータサンプルが採取されています。スコアはこれらデータの平均値を取ったものです。
 
Antutuによると、ディスプレイの解像度もベンチマークに影響を与えています。同じチップとRAMを搭載している場合、解像度2Kの端末のほうが1080pのものよりもスコアが低くなります。たとえばSamsung Galaxy S7 Edgeのディスプレイ解像度は2Kであるのに対し、Xiaomi 5は1080pとなっています。
 
 
Source:Antutu
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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