高市総務相「指針の尊重を」ー ソフトバンクに警告

キャリア看板

キャリアショップ
 
先日、ソフトバンクとNTTドコモが携帯キャリアに対して公開されている、過剰な値引きを禁止するガイドラインに反した行為があったのではないかとして、両社に対して行政指導がありました。
 
その後、ソフトバンクがこれに反論し、話題となっていますが、高市総務相は全く引く気配がありません。『産経ニュース』は高市総務相が、ソフトバンクに対して指針の尊重を求める勧告を出したと伝えています。

指針はパブリックコメントも経て作成したもの

ソフトバンクは、ガイドラインに反した行為があった事自体は認めたものの、「実質0円」規制は総務省による的はずれな方策であることを文書で発表しました。総務省が発表したガイドラインは市場における競争を減殺させ、消費者に不利益を生じさせるおそれが高いとするソフトバンクの意見に対し、高市総務相は早速反論し、同社に対し、ガイドラインを順守するよう勧告しています。
 
高市総務相のコメントは以下の通りです。
 

指針は関係事業者にも意見を聴き、パブリックコメント(意見公募)も経て作成したものなのでぜひとも尊重していただきたい

 
総務省が民間企業の方策に対して介入すること事態が非常に珍しい事例と言え、こうしてしっかりと消費者のことを考えてくれるのはたしかにありがたいのですが、このままでは携帯の端末代金が上がるだけで、結局月額コストが下がらないままであることもまた事実です。
 
今後大手キャリアと総務省のにらみ合いがどのように展開されていくのかに注目が集まります。
 
 
Source:産経ニュース
(クロス)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

特集

[PR]オフィシャルサイト

目次