ティム・クック氏の母校、MacBookをやめChromebooksに切り替える

tim cook 母校

apple tim cook
 
アップルCEOであるティム・クック氏の母校が、MacBookの使用をやめてChromebooksへと変更を決めていたことが分かりました。

英雄扱いのティム・クック氏

アラバマ州ロバーツデールに位置するティム・クック氏の母校CF Taylor Alternative Schoolでは、ここ数年教師と生徒にMacBookが自宅と学校用に配布されてきました。2年生以下にはMacBookの代わりにiPadが与えられ、構内だけでアップルのデバイス数は計20,000台にものぼります。
 
tim cook 母校
 
決して大きくはない町であるロバーツデールから生まれたクック氏は英雄扱いとなっており、卒業から40年近くたった今でも、地元では画像のように特設コーナーが設けられているほどです。それだけに同校がアップル製品を愛用するのも自然の流れだったのでしょう。
 
しかし、ここに来て学校は先月、アップル製品の使用を中止することを明らかにしました。代わりに導入されるのは、Lenovo製のChromebooksです。

Chromebooksで十分と判断

tim cook 母校
 
一体なぜ……と思いたくなるところですが、ニュースサイトWashington Postによれば、理由は至って単純でMacBoookではコストが掛かり過ぎるとのこと。
 
Chromebooksの平均価格はおよそ200.75ドル(約2万2,680円)と、MacBookより75%近くも安い計算です。同校は秋にも660万ドル(約7億4,600万円)かけて23,500台のN21 Chromebooksを購入予定で、資金はMacBookを売却して作るそうです。
 
もちろん決め手は価格だけではなく、維持や使い方についてはChromebooksの方がシンプルであることに加え、最新のテクノロジーを搭載したMacBookをあえて使う必要はないなどの判断もあったそうですが、いずれにしてもクック氏にとっては悲しい思い出となってしまいました。
 
 
Source:Washington Post
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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