そのデータ通信、大丈夫？FREETELが一部ユーザーを利用停止・法的措置を実施へ

 
その個人にとっては悪気のないことでも、実は利用規約や、はたまた法律に抵触しているということはこのご時世では稀にあることなのかもしれませんが、格安SIMのFREETELは、一部ユーザーの異常なデータ通信の利用による、一部サイトでのダウンロード速度の低下について問題視し、該当のユーザーについて、警告及び利用の停止、法的措置を取っていくことを案内しています。

利用規約には明記されている内容

FREETELが問題視している”異常な”データ通信は、ごく一部のユーザーが同社ネットワークに支障が出る恐れのある利用を行っており、それによって一部のサイトからのダウンロードがこの10日間、また特に昨日の夕方から非常に遅くなっているとしています。
 
データ通信に関してはユーザーとFREETELの間でしっかりと契約されているため、いくら使用しても良いと思われがちですが、実はそうではなく、利用規約の第22条には以下のような文言が記されているのが確認できます。
 

（６）当社の業務または本サービスにかかる電気通信設備に支障を及ぼし、または支障を及ぼすおそれのある行為が行われたとき。
（７）本サービスが他の契約者に重大な支障を与える態様で使用されたとき。

 
FREETELは、多くのユーザーにとって大きな支障となっている当該ユーザーについては、警告及び利用の停止、法的措置をとっていくとしているので、心当たりのあるユーザーは即刻現在の利用方法を見直すようにしたほうがよいかもしれません。
 
なお、最近では固定回線でもこうした過度な利用に対する制限を強化しています。最近、OCNが過度な利用をするユーザーに対して速度制限をすることを表明しています。
 
 
Source:FREETEL
(クロス)