アップルのティム・クックCEO、トランプ氏の躍進阻止すべく「秘密の会合」に参加していた

    iphone ティム・クック

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    アップルティム・クックCEOが、共和党から出馬している大統領候補ドナルド・トランプ氏を阻止するための「秘密の会合」に出席していたことが分かりました。

    超党派でトランプ氏について話し合い

    ニュースサイトHuffington Postによると、保守派のシンクタンクAmerican Enterprise Instituteが開催したワールド・フォーラムに、アップルCEOのティム・クック氏を始め、グーグル創業者のラリー・ペイジ氏、Facebook投資家のSean Parker氏、テスラのイーロン・マスク氏など、そうそうたるメンバーが集結したとのことです。
     
    とはいえ、議題は主に「どうやってトランプ氏を止めるかよりも、どうしてこんなことが起きてしまったのか」を理解しようという真面目なもので、どちらかと言えば民主党よりのテクノロジー系企業の長たちと共和党の保守派議員が一堂に会する、超党派のフォーラムとなりました。

    アップルにとっては目の上のたんこぶ

    ティム・クック氏が「ワールド・フォーラムに亡霊が出る――ドナルド・トランプという亡霊が」と形容されるようなイベントに参加するのも無理はありません。これまでにもドナルド・トランプ氏は「当選したらiPhoneをアメリカで作らせる」と語ったかと思えば、iPhoneロック解除問題についても「自分たちを何様だと思ってるんだ」としてアップルを公然と非難、さらには「アップル製品をボイコットしよう」と呼びかけるなど(ただしiPhoneから投稿)、なにかと同社にとっては頭の痛い存在です。
     
    同シンクタンクはIrving Kristol氏に代表される「ネオコン」の伏魔殿でもありますが、いかに重要イベントとはいえ、リベラルを標榜するテクノロジー系企業の面々が参加してドナルド・トランプ氏について話し合うあたり、いかにトランプ氏の影響力が凄まじいかが良く分かるというものですね。
     
     
    Source:iPhone in Canada
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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