2015年の国内スマートフォンシェア、iPhoneは6.3ポイント落とす

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IT専門調査会社 IDC Japanは本日、スマートフォン端末の2015年第4四半期(10月~12月)、および2015年通年(1月~12月)の出荷台数を発表しました。

国内出荷台数は増加

2015年のスマートフォン出荷台数は、従来型携帯電話からの移行が進み、前年比3.6%増の2,749万台となりました。
 
しかし、この状況は通年を通して起きた傾向ではなく、2015年第4四半期だけをみるとiPhoneの落ち込みが影響し、852万台、前年同期比13.7%減のマイナス成長となっています。
 
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2015年のスマートフォンのベンダー別シェアでは引き続き1位を獲得したAppleですが、そのシェアは2014年から6.3ポイント落としています。最新の旗艦モデルであるiPhone6s/6s Plusは各所で不調が伝えられていますが、IDCの調査でもこの傾向が出ています。
 
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なお、スマートフォンのベンダー別シェアは第2位以下、ソニー、シャープと続き、2014年に第4位であったサムソンは第6位に後退、京セラが第4位、富士通が第5位へと、それぞれ順位を上げました。
 
Appleは、iPhoneの不調が響き、2014年に占めた過去最高のシェアをやや落とす結果にはなったものの、依然として国内で確固たる地位を築いていますね。
 
今後は、大手キャリアによる実質0円廃止の影響がどう出るのかが気になるところですが、一方で4インチの新型iPhoneなど、魅力的な新製品の発表などのポジティブなニュースも並びます。
 
2016年のAppleは一体どのような姿を見せてくれるのでしょうか。
 
 
Source:IDC
(クロス)

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