Apple Carはクラウド活用? iCloudの商標登録が更新され対象を拡大!

    iCloud

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    Appleによる自動車開発が噂されていますが、「Apple Car」は、クラウドに保存したデータを使って運転するのかもしれません。Appleが香港の特許庁に「iCloud」の商標登録更新を申請し、対象として「乗り物」が含まれていることが判明しました。

    Apple、「iCloud」の登録商標の対象範囲に「乗り物」を追加!

    最近、Appleが有名なキャッチコピー「Think Different」の商標登録を更新したことをお伝えしたばかりです。Appleの特許情報に詳しいメディアPatently Appleが、Appleが香港特許庁に申請した「iCloud」の登録商標の対象範囲を拡大していると伝えています。
     
    以下の申請内容で一番下に「Class No.(類別番号)」として10、12、36という数字が並んでいるのが確認できます。これらの数字は、国際的に決められた分野に対応しています。
     
    iCloud 登録商標 香港
     
    「10」は「Health(健康)」を表し、「健康、フィットネス、エクササイズ、健康状態のセンサー、モニター、表示装置、医学機器」を含みます。iPhoneのヘルスケアアプリやApple Watch、Research Kitあたりとの関係が強そうです。
     
    「36」は「Financial Services(金融サービス)」を表し、「金融取引、支払い、安全な商取引、クレジットカード、デビットカード、支払い承認、電子取引、送金サービス」が含まれます。Apple Payに関連していると考えるのが自然でしょう。
     
    そして、「12」は「Vehicles(乗り物)」を表します。対象は幅広く、「陸上、水上、鉄道の交通手段、乗り物の一部や、ダッシュボードなどの内装、盗難防止装置、自転車、ゴルフカート、車椅子、オートバイ、ベビーカー、そり、航空機、船の梶、シートカバー、その他用品」が含まれます。

    噂されるAppleの自動車開発、最近は工場をリース契約

    Appleの自動車関連サービスと言えば、日本車でも対応車が出ているCarPlayもありますが、開発が噂されるApple製自動車「Apple Car」との関係を考えたくなります。
     
    Apple本社から車で10分ほどのサニーベールに自動車開発拠点を持っていると見られ、2月には夜間のモーター音について近隣住民が苦情を申し立てたほか、最近はペプシが使っていた工場をAppleが借りるリース契約を結んだことが明らかとなりました。
     
     
    Source:Patently Apple
    (hato)

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