ビックカメラ.com、会員ID、パスワード不正使用被害を公表

    ビックカメラ 流出

    ビックカメラ 流出
     
    Apple製品も多数取り扱う家電量販大手のビックカメラは、運営する通販サイト「ビックカメラ.com」において、会員ID、パスワードの不正使用被害があったことを公表しました。
     
    現時点において被害件数は明らかにされていないものの、対象の会員はポイントを不正に利用された事実があるとしています。

    ID/パスワードの使い回しをしないよう周知

    ビックカメラは、今回の不正アクセス時に用いられたID・パスワードについて、「第三者によって外部で不正に取得されたと思われるもの」であるとしており、ベネッセで発覚したような内部犯行は否定しています。
     
    また、今回IDとパスワードが流出した一部のユーザーの情報(氏名、住所、連絡先、メールアドレス、購入履歴)が第三者に閲覧された可能性があるものの、その情報内にクレジットカード情報は含まれていないことも明らかにしています。
     
    詳しい事実関係は現在調査中であるとしていますが、ユーザーに対しては会員ID・パスワードの管理の重要性を呼びかけています。具体的な対応策は以下の通りであるとしています。
     

    (1)他のWebサイト等と同一の会員ID・パスワードを使用しない事。
    (2)ビックカメラドットコムのパスワードを定期的に変更する事。

     
    会員IDやパスワードを忘れてしまうと、都度再設定の必要が発生するために、ついつい同じようなものをチョイスしがちですが、最近ではパスワード管理アプリなども充実してきていますので、そうしたツールを利用することにより、こうした問題の抑止につなげていかねばなりませんね。
     
    ビックカメラは今回の件について、警察等の関係行政機関には届出をし、捜査に全面的に協力しているとしています。
     
     
    Source:ビックカメラ
    (クロス)

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