位置情報ゲーム「Ingress」にフジテレビが出資!テレビとゲームの融合加速か

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    日本でも人気の位置情報ゲーム「Ingress」ですが、このほど日本最大の放送局のひとつであるフジテレビのほか、Gilman Louie、David Jones、Cyan Banister、Scott Banister、Lucas Nealanなどといった複数の企業から計500万ドル(約5億7,000万円)を調達したことを発表しました。

    「Ingress」とは?

     

     
    「Ingress」は位置情報に基づいて多人数で行うモバイルオンラインゲームです。
     
    現実の世界を動き、競い合うことによって進行する世界規模の壮大な陣取り合戦で、世界中に多くの利用者を抱えています。
     
    最近では「ポケモン」との協業も進めており、ポケモンがリアルの世界に飛び出す「Pokémon GO」を開発しています。

    テレビの新たな可能性、広がるか

    インターネットやスマートフォンの普及によって、かつての栄華を失いつつあるテレビ業界ですが、だからこそ今回の出資には過去のテレビ業界の枠に囚われない可能性を広げる狙いがあります
     
    ニュースメディア『ケータイWatch』によれば、フジテレビの大多亮常務取締役は、「急成長を続ける位置情報ゲームのテクノロジーと、我々の得意とする物語を生み出す力を掛け合わせることで、テレビの新たな可能性を切り拓き、より多くの人々に楽しんでもらうエンターテインメントを、Nianticと共に創り出していけることを期待しています」とコメントしており、今後のテレビ業界の可能性の拡大を匂わせています。
     
    最近ではテレビとネットの融合を目的としたサービスが展開されることが多いですが、今回のフジテレビによる増資も将来的にこうした協業を目的としたものと思われます。
     
    なお、「Ingress」は先の「ポケモン」のほか、「任天堂」や「Google」から資金調達をしたことを昨年発表しています。
     
     
    Source:Niantic via ケータイWatch
    (クロス)

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