アップルのVR製品は2018年に発売か―iPhone8に対応

iphone vr

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このところアップルVR(仮想現実)開発に本腰を入れているという話が盛り上がっていますが、アナリストによれば2018年にはウェアラブルとして登場する可能性があるそうです。

VR絡みで大量の人材がいる

アップルの動向に詳しい投資会社Piper JaffrayのGene Munster氏によれば、アップルは今後2年以内にVR製品をiPhone向けのデバイス(Made For iPhone/iPad/iPod:通称MFi)としてリリースする予定とのことです。また、これに応じて早ければ2018年を目処に、iOSも「MR(複合現実)ウェアラブル」に対応する見通しです。
 
しかし、一体なぜここまで言いきれるのでしょうか。Munster氏の話では、ビジネス向けSNSのLinkedInで最低でも141人ものアップル従業員がVR絡みの経歴を持っていることを確認したとのことです。
 
「Hololens」を開発するマイクロソフトが425人、AR(拡張現実)の「Magic Leap」を開発するグーグルが267人であることを思えば、アップルの数字は決して無視できるものではないことが分かります。またこれは、アップルがVR/ARの技術開発チームを100人単位で形成したという話とも一致します。

もはや現実は物足りない

「今から10年後の世代は、現実が十分でないと気づくだろう」と同氏は述べます。「『不十分な現実』という概念は、すでに今日我々が用いているスマートフォンを通してあらわになっている。スマートフォンは複合現実への先駆者として、ユーザーに必要以上の情報を提供する能力を持っている」
 
このところ、VRの専門家を採用したり、iPhone用VRビューワーの販売を開始したりと、同技術に関する動きがやたらと目立つアップルですが、2018年に向けて(iPhone8の年)、VRへの期待は高まるばかりです。
 
 
Source:iPhone in Canada
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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